fc2ブログ

日本経済は衰退を続けるしかないのか!

株高が続いているが実体経済が良くなっているわけではない。アメリカの利下げが進まないのでドル高・円安が進み、輸出企業が為替差益を手に入れるから株高になっている。さらに言えば日銀が大量に株を買い、また年金機構も株を買うことで株価を釣り上げているのである。実体経済が良くなって株高になっているわけではない。日銀の株購入政策は国民の財産である通貨発行益を金持ちに分配することでしかない。

円安は輸入する資材や穀物価格を上げる。物価の上昇で苦しむのは庶民である。労働者の賃上げは物価上昇に追いつかず、実質賃金は低下を続け、貧困化が進んでいる。需要が縮小する国民経済はそのうち海外での競争力も失っていく。ドイツは労組のストライキを日本のように規制していない。だから日本のGDP世界3位の地位は、今年ドイツに追い抜かれた。

日本は30年間反労組・反ストライキ、労組の家畜化を進めたため、企業が腐敗しデータ改ざんや不正が増えて、もはや国際競争力を失いつつある。この30年間の強欲の資本主義の政策をやりすぎたため、日本企業の研究力は急速に衰退している。大企業が人材を育てられないので、政府が「学びなおし」で職業教育に力を入れる始末である。

現在大宣伝されている労働者への転職の勧めは、大企業が中小企業から優秀な人材を引き抜くためであることは明らかだが、パワハラやり放題の大企業が優秀な人材を活用できるわけがない。逆に中小企業の人材を失わせ、技術開発力を奪うだけで終わるであろう。

ゼロ金利を続け円安にすることで輸出企業の為替差益を稼ぐことが目的なのであるから、設備投資による科学技術の生産手段への応用で、生産性を上げ、相対的超過利潤を獲得することなどでできるわけがない。経済政策を進める政治家や財界指導部が資本主義経済を理解していないのであるから日本の経済力が衰退を続けるのは当たり前である。

企業への助成金や非正規化で賃下げを進め、絶対的剰余価値の獲得の方向へ企業経営者の関心を向けることほど愚劣極まる政策はない。まるで国民経済を衰退させることが目的であるとしか思われない。インフレ政策を進めるアベノミクスは国賊の政策である。インフレは国民の老後の資金である預貯金を目減りさせる政策なのである。

少子化も労働力不足も、強欲の資本主義の政策をやりすぎた結果であり、それは国民経済を成長路線に回帰させる以外に解決できないのである。物価上昇を上回る大幅な賃上げは労組のストライキ闘争で経済闘争を促すほかない。アメリカ・ドイツの政治家は、賃上げのためのストライキ闘争が経済活況への前兆であることを理解している。

日本の現行の労働組合法は政治ストを禁止しており、労組のストライキが革命に結びつく可能性はない。むしろ行き過ぎた野蛮な搾取こそが革命を導くのである。反労組の政策で日本の労組組織率は60%台から16.9%まで低下した。これでは労働者の貧困化で需要が縮小して国民経済が縮むばかりだ。

日本の支配層は愚かにも反労組の間違った政策で戦後GHQが戦後改革で作り上げた高度経済成長の仕組みを自分で破壊してしまったのである。愚かな指導者により、日本は滅びの道を転落しつつある。
#日本経済の衰退
スポンサーサイト



コメント

経済を成長させるべき

今のままでは日本は衰退するばかりです。
政権交代が起きないと政治は変わらないと思う。
野党がバラバラでは悪政が続きますね。

No title

 政府が非課税の投資信託を進めています。
  しかしこの投資はデメリットが多すぎです。
   騙されないようにしてください。
    経済が成長しないのに株価が上がるのはおかしいです。

賃金は上がらない!

労組潰しをしているので実質賃金はあがりません。
したがつて経済が良くなるわけがないのです。
財界に頼んでも賃金は上がりません。
日本経済は衰退をつっけます。

コメントの投稿

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

SEO対策:政治