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安倍派キックバック・裏金事件の背後にあるもの

自民党政権で過去5人の総理大臣を出した最大派閥の安倍派が瓦解に直面している。派閥のパーティー券収入のキックバックによる裏金作りが露呈し、その金が政治資金報告書に記載されていなかった事件は、岸田政権の支持率を20%台に追い詰めている。

検察特捜部は、安倍派幹部や二階派の会長を事情聴取し、1月7日には4826万円の裏金を作っていた池田議員(=安倍派)を逮捕した。検察特捜部の捜査の狙いは明らかに安倍派に絞られている。安倍派キックバック・裏金事件の背後にあるのは検察と安倍派の検察人事をめぐる過去の遺恨がある。

2020年の「官邸の守護神」と呼ばれていた東京高検検事長の黒川弘務(当時)の定年を安倍政権は、これまで検察官に適用されなかった公務員法を再解釈し、黒川の定年延長を実現した。これは安倍政権が内閣人事局を盾に検察人事への不当な介入であるとして検察内に反安倍派の空気が充満したという。安倍派は黒川を次期検事総長にするために定年を延長したのである。

この検察ナンバー2の黒川は、その後新聞記者とのかけマージャンを内部告発され辞任に追い込まれることになるが、この告発は検察内の反黒川派が行ったものであった。(選択1月号記事)この黒川と親密な関係にあったのが安倍政権で幹事長の菅であった。菅政権が短命で終わり、安倍が暗殺されたことで、検察官僚の安倍派への反撃が始まったのである。

キックバック・裏金事件は安倍政権下での官僚の人事への介入への官僚側の反撃であるので、特捜部の最終的狙いは安倍派幹部らの立件にある。安倍はマスコミを統制下に置き、官僚の人事に介入して、一強という独裁的体制を確立した。それゆえの驕りが政治資金パーティーの裏金作りであった。この裏金が政治資金収支報告書に不記載であったことが安部派の利権構造にメスを入れようとする特捜部には反撃の好機となった。事実、安倍が健在のおりは「桜を見る会」の疑惑も特捜部は手を出せなかったのである。

アメリカの従属国である日本の特徴は、官僚の権限が他国と比べて非常に大きいのである。アメリカに逆らい日中国交回復を成し遂げた田中角栄ほどの権力者でも、アメリカの意向でいつでも首を挿げ替えられるような仕組みができているのである。バイデン政権は、政敵であるトランプと仲の良かった安倍派をそのままにはしておけないのである。ゆえに安倍派の解体は避けられないと見なければならない。
#安倍派 #キックバック裏金作り
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コメント

符合しますね

 安倍元首相が亡くなった後、右翼雑誌や右翼系テレビ番組のスポンサーが一斉に引いたそうです。そのため右翼評論家が仕事を探しているという話もありましたね。安倍元首相はトランプと仲良くし過ぎましたね。

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