戦争支援を「賢明な投資」と語るバイデンの反動的正体!
バイデン米大統領は19日夜、ホワイトハウスで国民に向けて演説した。イスラム組織ハマスの攻撃を受けたイスラエルと、ロシアの侵攻を受けるウクライナへの支援は、「何世代にもわたってアメリカの安全保障に利益をもたらす賢明な投資」だと訴え、緊急予算を20日に米議会に要請する考えを示した。
バイデンは、ハマスとロシアのプーチン大統領について「異なる脅威を代表しているが、どちらも隣の民主主義国家を完全に消滅させようとしている共通点がある」と指摘した。
* * *
確かに、ウクライナとイスラエルには共通点がある。イスラエルはアラブと対立させて支配する欧米帝国主義の中東支配の手先として建国された。ウクライナは、アメリカが親ロシア派政権をクーデターを起こさせて支配下に置き、ロシアを疲弊させ、ユーロ経済圏の東への拡大を阻止するために欧州を分断する「捨て駒」「捨て石」として代理戦争をやらせている。どちらもアメリカの産軍複合体と金融資本の帝国主義的支配戦略の「手駒」に過ぎない、これが共通点である。
世界中の平和を求める人々が見て取るべきは、ウクライナ支援の国が少数であり、イスラエル支持の国も欧米だけであるということだ。世界の多くの発展途上国が、アメリカの邪悪な狙いを理解しており、支配される側の軍事的弱さに付け込む、この戦争は次第に拡大し、やがて世界戦争となりかねないということである。
広範なアメリカ国民は、ウクライナとイスラエルへの巨額の軍事支援が「賢明な投資」だとは決して思わないであろう。アメリカの軍需産業が潤うにせよ、世界の抑圧されている人々の恨み・憎しみを蓄積することが、どうして「賢明な投資」であり得ようか?バイデン大統領は、ここにきて帝国主義の頭目としての野蛮な正体を暴露したといえる。
戦争は歴史的経緯から、正義の戦争か不正義の戦争かを見なければならない。誰が初めに攻撃したかが重要なのではない。力の弱い側が、抑圧に耐えかねて先制攻撃を始めるのが通常であり、誰がその戦争を背後で挑発し、その争いを利用して帝国主義的利益を追求しているかを見なければならない。
バイデンはウクライナとイスラエルを「捨て駒」にして世界覇権の支配者としての地位を世界に示し、同時に産軍複合体の経済的利益を追求しているのである。戦争で力の弱いものが負けるのは避けられない..。しかしパレスチナ人民は憎しみを強め、ゲリラ的テロ活動で反撃するようになるので、アメリカとその手先は、将来の敵を増幅して生み出しているといえる。アメリカはいつまでこのような戦争を繰り返すのであろうか?アメリカ国民が海外介入をめぐり対立と分裂を深めるのは当然であり、このアメリカの国内対立は将来内戦の可能性さえ秘めている。
資本主義社会では経済的対立が、政治的争いとなり、政治の延長が戦争なので、戦争で多くの人が亡くなろうとも、戦争は必然であり、避けようがない。憲法9条が戦争を阻止できないことは明らかだ。観念的平和主義では平和を守れないのである。戦争を抑止するための備えが必要なのである。
戦争が歴史上で唯一評価できる点がある。それは戦争が人類の歴史を打開する力があるということだ。人類の歴史は戦争の歴史であり、戦争の歴史打開力こそが多くの犠牲の上にたどり着く成果といえるものである。ウクライナとイスラエルの人民は、自分たちを「捨て駒」にした政治指導者の愚かさを自覚し、大国の力関係の中で平和を維持でき、悲劇を招くことの無い柔軟な外交ができる政治指導者を選ばねばならない。
#戦争は賢明な投資
バイデンは、ハマスとロシアのプーチン大統領について「異なる脅威を代表しているが、どちらも隣の民主主義国家を完全に消滅させようとしている共通点がある」と指摘した。
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確かに、ウクライナとイスラエルには共通点がある。イスラエルはアラブと対立させて支配する欧米帝国主義の中東支配の手先として建国された。ウクライナは、アメリカが親ロシア派政権をクーデターを起こさせて支配下に置き、ロシアを疲弊させ、ユーロ経済圏の東への拡大を阻止するために欧州を分断する「捨て駒」「捨て石」として代理戦争をやらせている。どちらもアメリカの産軍複合体と金融資本の帝国主義的支配戦略の「手駒」に過ぎない、これが共通点である。
世界中の平和を求める人々が見て取るべきは、ウクライナ支援の国が少数であり、イスラエル支持の国も欧米だけであるということだ。世界の多くの発展途上国が、アメリカの邪悪な狙いを理解しており、支配される側の軍事的弱さに付け込む、この戦争は次第に拡大し、やがて世界戦争となりかねないということである。
広範なアメリカ国民は、ウクライナとイスラエルへの巨額の軍事支援が「賢明な投資」だとは決して思わないであろう。アメリカの軍需産業が潤うにせよ、世界の抑圧されている人々の恨み・憎しみを蓄積することが、どうして「賢明な投資」であり得ようか?バイデン大統領は、ここにきて帝国主義の頭目としての野蛮な正体を暴露したといえる。
戦争は歴史的経緯から、正義の戦争か不正義の戦争かを見なければならない。誰が初めに攻撃したかが重要なのではない。力の弱い側が、抑圧に耐えかねて先制攻撃を始めるのが通常であり、誰がその戦争を背後で挑発し、その争いを利用して帝国主義的利益を追求しているかを見なければならない。
バイデンはウクライナとイスラエルを「捨て駒」にして世界覇権の支配者としての地位を世界に示し、同時に産軍複合体の経済的利益を追求しているのである。戦争で力の弱いものが負けるのは避けられない..。しかしパレスチナ人民は憎しみを強め、ゲリラ的テロ活動で反撃するようになるので、アメリカとその手先は、将来の敵を増幅して生み出しているといえる。アメリカはいつまでこのような戦争を繰り返すのであろうか?アメリカ国民が海外介入をめぐり対立と分裂を深めるのは当然であり、このアメリカの国内対立は将来内戦の可能性さえ秘めている。
資本主義社会では経済的対立が、政治的争いとなり、政治の延長が戦争なので、戦争で多くの人が亡くなろうとも、戦争は必然であり、避けようがない。憲法9条が戦争を阻止できないことは明らかだ。観念的平和主義では平和を守れないのである。戦争を抑止するための備えが必要なのである。
戦争が歴史上で唯一評価できる点がある。それは戦争が人類の歴史を打開する力があるということだ。人類の歴史は戦争の歴史であり、戦争の歴史打開力こそが多くの犠牲の上にたどり着く成果といえるものである。ウクライナとイスラエルの人民は、自分たちを「捨て駒」にした政治指導者の愚かさを自覚し、大国の力関係の中で平和を維持でき、悲劇を招くことの無い柔軟な外交ができる政治指導者を選ばねばならない。
#戦争は賢明な投資
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コメント
アメリカは戦争で儲かる国
アメリカの最大の輸出品は兵器です。軍需産業が中心の国ですから戦争がないと利益が上がらないのです。日本はアメリカの従属国をやめて自立しないといつか、ウクライナのような「捨て駒」にされます。平和・中立の国になれば戦争には巻き込まれません。K野党の平和憲法は間違いです。9条は何時までもアメリカ軍が日本に基地を置くための憲法です。ですから私は自立に賛成です。
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