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イスラエル軍のガザ侵攻が戦争拡大の引き金になる!

アメリカのバイデン大統領は当初イスラエルの反撃を支持していたが、16日イスラエルの「ガザ侵攻は間違った判断だ」との考えを表明した。
プーチンロシア大統領はイスラエルのネタニヤフ首相に「民間人が犠牲となるあらゆる行動を非難する」と伝達。「ガザでの人道危機を防ぐため、これ以上の武力行使の拡大は容認できない」とも指摘した。

中国政府もイスラエルのガザ空爆を自衛権の範囲を逸脱していると指摘している。このように大国がイスラエルのガザ侵攻に反対しているのは、ガザでの市街戦で市民多数が巻き込まれ、大虐殺が起きることが確実で、そうなるとアラブ諸国が座視できなくなる。とりわけイランなどイスラムシーア派の政権は参戦を余儀なくされる。

戦争が中東全域に広がるとアメリカは米軍を投入せざるを得ない。そうなるとアメリカはウクライナとイスラエルへの軍事支援が重荷となり、来年の大統領選でバイデンの再選が危うくなる。

アメリカも欧州も日本も、コロナ禍における金融緩和策が行き過ぎて、インフレが行き過ぎ物価上昇が止まらなくなっている。欧州では極右の台頭が続き、アメリカはバイデンの支持率が下がり続けている。日本でも岸田政権の支持率が29%にまで低下している。インフレ政策は過剰な資金供給で生活必需品が高騰する政策で、ある意味人民への大収奪政策なので、この政策を執れば政権の支持率は急激に下がるのが必然である。

つまり世界的な経済危機の上に、ウクライナ戦争とパレスチナ戦争がいつ終わるとも知れない長期戦、戦争の拡大の局面を迎え、大国がその危険を理解し始めたということだ。しかし問題はイスラエルのネタニヤフ政権は、ハマスの攻撃を許し、多数の犠牲を出した統治上のミスがあるので、ハマスをせん滅しないと国民の政権への支持を失う可能性がある。つまりアメリカやロシアや中国の反対が尊重される可能性は薄いのである。

イラン政府は、「ガザでの残虐行為をやめないと、イランは単なる傍観者でいられなくなる」と述べ参戦する可能性を示唆している。つまりガザ侵攻で大虐殺が起きる可能性が高いので、戦争の拡大に備え、アメリカは空母2隻と海兵隊の中東への派兵を決めたのである。

イスラエル地上軍のガザ侵攻が始まればイランやシリアやイラクの参戦を招き、事態は本格的な中東戦争へと拡大しかねない。そうなるとサウジなどの金持ちの産油国も傍観できなくなるであろう。これはアメリカの覇権国としての戦争抑止力の消滅を意味し、アジアなどでの戦争を引き起こす可能性が高まることを意味している。事態は第三次世界大戦の瀬戸際にあるといえる。

世界でイスラエルにも、パレスチナにも好感を持たれている国は日本しかない。杉原千畝のユダヤ人救出と、パレスチナへの長年の人道支援で、日本政府だけがイスラエルとパレスチナの仲介ができる。「外交の岸田」が、事態の外交的解決の中介に乗り出すかと見ていたが、残念ながら、岸田首相はイスラエル支持を表明した。この人物は政治家ではなく、単なる政治屋に過ぎない。支持率20%台への急落は当然だった。
#パレスチナ戦争
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コメント

アメリカは戦争の拡大を恐れている

 なるほど、イスラエルがアメリカの意向を無視して侵攻すれば、バイデンは困るでしょうね。
  大統領選が来年ですから。しかし戦争の拡大はいけません。
 平和のためにアメリカの顔色を見ないで調停の外交をしてほしい。
  岸田さんでは無理か?

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