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政府は戦略応じて沖縄基地計画を変更するべき!

米軍の普天間飛行場の移転策としての辺野古移設計画で、埋め立て工事を巡り沖縄県と政府が対立して飛行場建設が進まなくなっている。

しかも、中国軍の高速ミサイルが2000基も沖縄・台湾に対岸沿岸部に配備されて、アメリカは沖縄の海兵隊や航空機を分散配備し始めている。これは第一撃で極東の米軍戦力が壊滅するのを避けるためである。つまり在沖縄の米海兵隊も沖縄から、グアムやハワイ、オーストラリア、フィリピンなどへの分散配備している。

朝日新聞の報道では、在沖縄米空軍トップで、極東最大級の空軍拠点の米軍嘉手納基地(沖縄県嘉手納町など)を運用する米空軍第18航空団のニコラス・エバンス司令官(大佐)が8月下旬、取材に応じ、米軍基地が中国のミサイルの射程圏内にあることなどを念頭に「脆弱(ぜいじゃく)性に関して、戦力を守ることに集中している」と述べ、航空戦力を特定地域に集中させるのではなく、分散させ残存能力を高めていると説明している。

つまり軟弱地盤で多額の費用が必要な沖縄の辺野古基地建設は、いまや軍事的に意味をなさなくなっているのである。それよりも沖縄に防空壕などを建設したほうがいい。沖縄の市民や自衛隊員を守り、戦力の残存性を高めることを急ぐべきであろう。

中国経済の危機の深刻さから習近平政権の台湾と沖縄侵攻は不可避であり、今や不要となった辺野古移設計画は変更の時である。沖縄知事が中国の手先のように基地建設に反対しているからと、政府が基地建設に固執する必要はない。戦略が変化すればそれに応じて基地建設も柔軟に変化するべきであろう。

政府がトマホークミサイルの配備を1年前倒しを決めたのは情勢が切迫しているとの判断からであろう。それなら情勢・戦略の変化に応じて基地建設も変更すべきである。それは沖縄県への政府の屈服ではなく、柔軟性の発露なのであるから直ちに変更すべきであろう。
#辺野古基地建設問題
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コメント

確かに!

 戦略的に沖縄の基地は戦略的価値はなくなりつつある。中国のミサイルが届くのでリスクがあります。在沖米軍が分散しているのがいい証拠ですね。
辺野古吉は中止すべきです。

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