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政権の支持率低下を「連立再編」で切り抜けか?

岸田首相が広島サミット後の解散を見送りした後、マイナーカード問題や汚職など問題が相次いで、しかも公明党との関係もうまくいっていない。岸田首相はこの局面を①内閣改造②党役員人事③連立再編、の3点で切り抜けようとしているらしい。

岸田の「連立再編」とは、自公政権に国民民主党を取りこむもので、そのためには国民に閣僚ポストを一つ渡さねばならない、そのための内閣改造である。これに党役員人事を絡めることで、岸田政権の延命を図るというものである。

日本経済の30年間にわたる低迷を解決する気もなければ、ファシスト政権に変質している中国の軍事的拡張主義を前に、中国に進出している日本の25000社の工場をどうするのかの戦略もない。外交はただアメリカに追随するだけである。

岸田政権が政治的野合に等しい「連立再編」で政権の延命を図ろうとしていることは、ただの私的野心を満足するだけであり、日本の経済成長回帰や国益重視の自主外交の視点がまるでない。岸田首相は首相秘書官に自分の息子を据え。身内を集めて官邸で忘年会を開いたように、あるのは政権の私物化であり、日本の国をどのようにしていくのか?外交はどうあるべきなのか?政治家としての理念・哲学が一向に見えてこないのが岸田政権の特徴である。

岸田政権が発足してから1年以上たつのに、いまだに岸田が何をやりたいのかが見えてこないのである。彼は国民に向かい政治信条訴えることもしない。財務官僚の言いなりで、増税のために財政のバラマキを繰り返しているだけのように見える。

だから政権の支持率が下がるのは当然で、そこから数合わせの自公政権に国民を加えるという「連立再編」の野合路線が出てきたのである。そこには政治家としての思想や信念が、まるで見えてこないのである。しかもこのような人物しか今の政権政党の自民党には、いないことが深刻なことである。

政権交代が起こらないと政治が腐敗し、野党が政権の補完物となる。政権交代が起おこりようのない野党のバラバラ状態では、日本国民には、岸田の小手先の「連立再編」で、政権が延命できると考える甘さを嘆くほかないのだろうか?。
#連立再編
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コメント

ホント野合ですね

 岸田さんは何をしたいのか全く分かりませんね?
  政権を私物化するところを見るとたんなる政治屋のように見えます。
 国家民族の将来を考えて政治をしてほしいと思う。

自民党の補完物が腐敗政権を存続させる

 国民民主党や維新は自民の補完物政権です。
  これでは野党は団結して政権悪受け皿を作れません。
 政権交代が起きないと腐敗政権が延命するだけです。
  自民党は既得利益集団の党なので、ゾンビ企業を助けるだけ。
 政権交代が起きないと成長路線に戻れません。

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