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誰が台湾問題で戦争を煽っているのか!

9日付の台湾各紙は、訪台した自民党の麻生太郎副総裁が8日の講演で、日本や台湾、米国などが中国の軍事的圧力に対抗するために「戦う覚悟」を持つことが地域の抑止力になると強調したことを大きく取り上げた。

中国外務省は9日、「日本の政治家が勝手なことを言い、台湾海峡情勢の緊張を騒ぎたて、対立をあおった」と強く批判する報道官談話を出した。日本側に厳正な申し入れをし、強く非難したとしている。

在日本中国大使館は9日、訪問先の台湾で日米や台湾に「戦う覚悟」が求められているとした自民党の麻生太郎副総裁の発言を巡り、「身の程知らずで、でたらめを言っている」と批判する報道官談話を発表した。「中国の内政に干渉し、台湾海峡の安定を損なう」として、日本側に対し抗議したとも明らかにした。

同時に「台湾は中国の台湾であり、台湾問題を解決するのは完全に中国の内政だ」と指摘した。「もし日本の一部の人間が中国内政と日本の安全保障を絡めるなら、日本は誤った道に入ることになるだろう」と牽制した。
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台湾を現中国の政権ができてから70年以上たつが、一度も統治したことがない。中国政府が「台湾問題は中国の内政問題」との主張の方がどう考えても乱暴である。中国軍が日本の尖閣海域や台湾周辺で軍事的威嚇をしているから、国防のために「戦う覚悟」を持つことは当然なことである。これに反対するものは不当な侵略を考えている者だけであろう。

我々日本人には習近平ファシスト政権の主張は理解しがたい。旧ソ連領であったウクライナを、ロシアは国内問題とは主張していない。一度も統治したことがない国を「内政問題だ」との主張を認めると、世界中が領土をめぐる紛争状態となるであろう。

すでに中国政府はチベットやウイグルなどの植民地を不当に統治し、民族自決権を侵害している。世界でも有数の広さの国土を持つのに、まだそれでも不足だとして、インド領カシミールや南シナ海、果ては台湾や尖閣諸島を、自国の領土と主張し、果てはシベリアから沖縄まで自国の領土にしようと画策している。まさに帝国主義の拡張主義そのものである。

習近平ファシスト政権は、ヒトラーも実現できなかったほどの軍拡を推進し、その力を過信して「戦狼外交」と評される帝国主義的恫喝外交を展開している。毛沢東が発展途上国を「第三世界」と位置付けて団結を呼びかけたのとは大違いだ。習近平の強国路線の外交は、かっての帝国主義の砲艦外交そのものであり、正常な指導者なら恥ずかしい行為と思うほどなのである。

ゆえに習近平は恥知らずであり、軍事力を背景に超大国としての軍事的威厳を至上とするファシスト政権なのである。この政権は、内に独裁体制を確立し、外に軍事的侵略を実行に移しつつある危険極まりない侵略勢力となっており、全世界の人民と国々の主要な敵となりつつある。

習近平は、アメリカの半導体封じ込め戦略を前にして、半導体産業世界一の台湾が、中国が世界覇権を握るうえで是非とも欲しいだけなのだ。ゆえにファシスト政権の侵略を前にして、自国防衛のために民主国と人民が団結して「戦う決意」を固めるのは当然のことである。反ファシズムで団結することは正しいのであり、「戦う決意」発言を非難する方がおかしいのである。
#台湾問題
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コメント

中国の恫喝はすごいですね

 超大国気取りで脅しをかけまくりですね。
  習近平は最近台湾を含む線区に出かけては
   戦争に勝てる準備を呼びかけています。
    たぶん来年の台湾の総統選の後が進攻の次期ではないかと思う。
     アメリカが選挙の次期であるし、
      中国の経済が深刻ですから進攻がありそうです。

中国は超大国病です

 国内経済ががたがたなので、台湾いじめで国民の目をそらせている。
  弱小国を武力で威嚇するのは卑劣です。
 中国を誰も尊敬しなくなりましたね。

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