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中国と韓国は戦後の日本を正確に認識すべきだ!

日経新聞は以下のように報じている。
 中国外務省は21日、岸田文雄首相が靖国神社に真榊(まさかき)と呼ぶ供え物を奉納したことに反発した。汪文斌副報道局長が記者会見で「日本側の後ろ向きな動きに断固反対する」と述べた。

 靖国神社について「日本軍国主義が起こした侵略戦争の精神的な象徴だ」と指摘し、日本側に申し入れたと説明した。「侵略の歴史を反省し、軍国主義を徹底的に断ち、実際の行動でアジアの隣国や国際社会の信頼を得るよう促す」と主張した。

 韓国外務省は21日、首相の靖国神社への真榊奉納について「深い失望と遺憾を表す」とするコメントを発表した。「日本の責任ある人々が歴史を直視し、歴史に対する謙虚な省察と真の反省を行動で示すことを促す」と主張した。

   *   *   *
岸田文雄首相が靖国神社に真榊(まさかき)と呼ぶ供え物を奉納したことに、その他の国は批判していない。中国も韓国も日本にたかりゆすりを繰り返す国家であり、そのために批判のための批判を繰り返している、ように見える。

中国も韓国も、戦後の日本が「GHQの戦後改革」で民主化したことの歴史認識が欠如していることがその特長だ。戦後の日本は、戦後改革ですでに国家神道ではない。靖国神社は普通の神社の一つに過ぎない。日本国憲法は信教の自由がある。日本人が神社を参拝しようが、それが「侵略戦争の精神的な象徴だ」とか「歴史に対する謙虚な省察と真の反省を」求めることにはならない。全くの的外れの批判と言うしかない。

中国政府と韓国政府の認識は、日本が今も戦前の絶対主義天皇制と軍国主義が続いているかのようである。日本人から見ると中国と韓国の方がはるかに軍国主義に見えるのである。中国の「強国路線」「戦狼外交」、韓国の「徴兵制」日本軍国主義批判、これらはそれぞれに、自国人民をだます政治的狙いがある。

中国は、ファシスト政権の軍事超大国路線を国内向けに正当化するために、日本の政治家の靖国神社の政治利用を悪用し、韓国は財閥経済の遅れた体制を擁護するために、反日宣伝にすり替える政治的狙いがある。日本は軍事小国であり、絶対主義天皇制の時代の財閥は戦後改革で解体され存在しないのである。存在しない国家神道を自分たちの軍国主義的で独裁的支配の正当化に悪用しているとしか見えない。

つまり、中国と韓国の詐欺的な反日攻撃を許し、何らの反論もしない日本政府は、なぜ愚かにも、靖国神社の政治利用を続けるのか理解できない。靖国神社への真榊奉納は政治力の無い、外交音痴のバカ政治家の、神頼みの愚劣な行いに過ぎない。
#靖国神社の政治利用
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コメント

ホントまと外れ!

 よく書いてくれました。いまだに日本が軍国主義のように批判するやり方に腹が立っていました。この記事に共感しました。

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