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九条の会は間違った社会運動である

九条の会(きゅうじょうのかい、英: Article 9 Association)とは、ウイキペディアによると、日本が戦争を永久に放棄し戦力を保持しないと定めた憲法第9条を含む日本国憲法の改定阻止を目的として作家9人により結成された社会運動団体です。

この日本国憲法の戦争放棄と戦力は保持しない第9条を「平和憲法」として、大いに持ち上げる人たちが行う護憲運動です。この憲法9条は在日米軍がいつまでも日本に居座る目的で押し付けたもので、我々は「平和憲法」ではなく、「対米従属憲法」であると考えています。

しかし資本主義の不均等発展で、中国が経済大国となり、相対的にアメリカの力が減退し、アメリカの覇権が脅かされている中で、アメリカが同盟国の力を戦略に利用する「統合抑止力」の戦略をとるようになり、日本の自衛隊の力をアメリカの戦略に利用しようとするようになり、この憲法9条が障害となっているので、改憲の動きが自民党右派の従属派から出てきています。

私たちは、日本の平和を守るには対米自立することが必要だと考えています。問題は憲法9条を守ることではなく、アメリカの戦争に追随する対米従属が平和を守るうえで問題であると考えています。なぜなら憲法9条を守っても平和を守ることにはならないからです。憲法は紙切れであり、実際に憲法9条があっても、自衛隊が世界で5指に入る巨大な戦力を保持しています。問題は日本がアメリカの従属国であるために、今も自衛隊が海外へ派兵されているのです。

日本が平和を守るためには対米従属を止めて、自立した平和外交ができることが重要です。アメリカの戦争に自衛隊が使われることがないようにしなければなりません。憲法9条が守られても日米安保体制で日本はアメリカの戦争の片棒を担ぐことになるのです。つまりアメリカの従属国であることが問題であって、憲法9条を守っても平和を守ることにはならないのです。

ゆえに「九条の会」の社会運動は、「憲法9条は日本の宝」と考える、議会主義的日和見主義の間違った運動であると、私たちは考えています。かって対米自立を目指した田中角栄がアメリカに陰謀でつぶされたことから、日本の政界では対米自立がタブーの様になって、アメリカの作った憲法を「日本の宝」とまで持ち上げる人たちが増えています。憲法9条は従属条項であることを指摘しなければなりません。
日本の平和を守るには対米自立が必要なのです。
#9条の会
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コメント

なるほど!

 確かに日本は従属国です。
アメリカは自衛隊を先兵として使いたいのですね。
 K野党は「9条は日本の宝」と言っていますが、これは間違いで、日和見主義の政策だという事ですね。

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