個人独裁確立した習近平ファシスト政権の特徴!
22日第20回中国共産党大会が閉幕した。この大会では、習近平国家主席の党の核心としての地位と、政治思想の指導的地位を固める「二つの確立」を盛り込んだ党規約の改正案を承認した。
この「二つの確立」は、習近平を最高指導者として党の「核心」と定義し、習近平の思想を中国の今後の発展を導く思想指針として確固たるものにし、個人独裁としての中央集権的強権を確保しようとしている。
閉幕式では報道陣の面前で、胡錦濤・前国家主席(79)が関係者に促され、腕をつかまれながら退席する場面があった。海外の中国特派員は、なぜ胡氏が途中退席したのか不明な中で、その映像に世界の注目が集まった。これは大会に出席した全中央委員への露骨な警告ともいえる。
習近平第3期の政権の最大の特徴は後継者の不在である。習近平に公然と反対意見が言える李克強首相が退任したことで、ブレーキ役不在の個人独裁が確立したといえる。これは鄧小平が作り上げた集団指導体制の崩壊である。江沢民および胡錦濤政権の2期目までには、後継者としてその後2期10年を担当できる指導者を育成するため若手を政治局常務委員に登用してきた。それが胡錦濤と習近平の関係であった。しかし、習近平政権の2期目以降、50代の政治局常務委員はおらず、後継者に相応しい人物が皆無となった。
つまり習近平政権の3期目の特徴は、「社会主義現代化強国」で粉飾した露骨な独裁。「反腐敗闘争」と称した強権での反対派排除、権力の要職に元部下の忠誠者を配置したこと。つまり「中国の特色ある社会主義」で粉飾しても、その中身は習近平の個人独裁のファシスト政権の完成といえるものである。習近平が「監察法」にもとづいて組織した監察委員会は、新たな治安部門創設であり、習近平の手法はナチス・ドイツと酷似している。
あらゆる組織や国家は、その組織内部に対立しつつ統一する矛盾関係を保持して、初めて柔軟性・復元性・発展性を維持できるものである。しかし習近平は「反腐敗闘争」の名で反対派を粛清した。これが過去に習近平暗殺未遂事件が12件も起きた原因である。つまり習近平個人独裁は、体制が強固になったのではなく、もろくなったといえる。ゆえに中国における一強支配の独裁体制は、習近平ファシスト政権の終わりの始まりといえるものである。
#中国共産党第20回大会
この「二つの確立」は、習近平を最高指導者として党の「核心」と定義し、習近平の思想を中国の今後の発展を導く思想指針として確固たるものにし、個人独裁としての中央集権的強権を確保しようとしている。
閉幕式では報道陣の面前で、胡錦濤・前国家主席(79)が関係者に促され、腕をつかまれながら退席する場面があった。海外の中国特派員は、なぜ胡氏が途中退席したのか不明な中で、その映像に世界の注目が集まった。これは大会に出席した全中央委員への露骨な警告ともいえる。
習近平第3期の政権の最大の特徴は後継者の不在である。習近平に公然と反対意見が言える李克強首相が退任したことで、ブレーキ役不在の個人独裁が確立したといえる。これは鄧小平が作り上げた集団指導体制の崩壊である。江沢民および胡錦濤政権の2期目までには、後継者としてその後2期10年を担当できる指導者を育成するため若手を政治局常務委員に登用してきた。それが胡錦濤と習近平の関係であった。しかし、習近平政権の2期目以降、50代の政治局常務委員はおらず、後継者に相応しい人物が皆無となった。
つまり習近平政権の3期目の特徴は、「社会主義現代化強国」で粉飾した露骨な独裁。「反腐敗闘争」と称した強権での反対派排除、権力の要職に元部下の忠誠者を配置したこと。つまり「中国の特色ある社会主義」で粉飾しても、その中身は習近平の個人独裁のファシスト政権の完成といえるものである。習近平が「監察法」にもとづいて組織した監察委員会は、新たな治安部門創設であり、習近平の手法はナチス・ドイツと酷似している。
あらゆる組織や国家は、その組織内部に対立しつつ統一する矛盾関係を保持して、初めて柔軟性・復元性・発展性を維持できるものである。しかし習近平は「反腐敗闘争」の名で反対派を粛清した。これが過去に習近平暗殺未遂事件が12件も起きた原因である。つまり習近平個人独裁は、体制が強固になったのではなく、もろくなったといえる。ゆえに中国における一強支配の独裁体制は、習近平ファシスト政権の終わりの始まりといえるものである。
#中国共産党第20回大会
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