社会主義現代化強国とは個人独裁のファシスト国家!
第20回中国共産党大会が北京で開幕した。習近平の政治報告で示された路線は、以下のような内容である。
習近平は大会で、政治報告で台湾問題に触れ「武力行使を放棄するとは決して約束しない」、「我が国の完全な統一は実現しなければならず、それを実現する」と述べ、党大会の出席者から鳴りやまない拍手喝采を受けた。
習近平はまた、中国政界の内部分裂にも言及し、自分が統治することによって「党内の深刻な隠れた危険性が取り除かれた」とした。習氏は就任以来、党の上層部にまで及ぶ広範な「反腐敗闘争」を口実に反対派を叩き潰してきた。これについては個人独裁のための政治的粛清だとの批判の声があがっている。北京の街中に反対派の横断幕が掲げられたように、「独裁反対」の声は広がりを見せている。
習近平また、軍備増強を加速させるとし、「安全性」や「安全保障」という言葉を73回ほど口にした。つまり習近平はゼロコロナ政策の行き過ぎや、干ばつと洪水、アメリカとの経済摩擦、内陸部の開発失敗で、経済が失速しており、この経済政策の失敗を安全保障問題や台湾問題にすり替えている。
習近平は「中国式現代化」を強調し、「小康社会」(=ややゆとりのある社会)実現を「歴史的な勝利」と自画自賛した。習近平は「共同富裕」(=ともに豊かになる社会)を掲げ国民の支持を基盤に個人独裁体制を強化し、今回の党大会で総書記(国家主席)3期目居座りを画策した。
習近平は、経済政策失敗を個人独裁強化で切り抜けようとしており、少数民族への抑圧や香港人民への独裁強化にみられる、一国2制度の放棄が示しているのは、軍事力のよる覇権追及であり、台湾への武力行使の恫喝であり、今世紀半ばまでに「世界一流の軍隊」を作り上げるという軍事強国路線である。
これらの事が示しているのは中国が、社会主義の衣を着た官僚独裁から、すでに個人独裁のファシスト国家へと変質していることである。習近平は「反腐敗闘争」の名で反対派閥を粛清し、「共同富裕」の名で国民を欺瞞し、経済政策の失敗を安全保障と台湾問題にすり替え、軍事強国路線で個人独裁のファシスト政権を固めようと画策している。
中国は、もはや走資派指導部による管僚独裁から、個人独裁のファシスト国家に成長=変質したということだ。習近平は中華思想に取りつかれており、世界覇権を握る「中国の夢」を実現しようとして「中国式現代化強国」を目指して狂気じみた軍拡を推し進めている。
中国が世界覇権を実現するために軍事的暴走を始めることは確実であり、そのための「中央軍事委員会主席責任制」の仕組みの「整備・貫徹」なのである。世界の国家と人民は「反ファシスト統一戦線」の構築を準備しなければならない。習近平ファシスト政権の軍事的暴走を阻止することが中国人民と全世界の政治課題として浮上しようとしている。
#中国共産党第20回大会
習近平は大会で、政治報告で台湾問題に触れ「武力行使を放棄するとは決して約束しない」、「我が国の完全な統一は実現しなければならず、それを実現する」と述べ、党大会の出席者から鳴りやまない拍手喝采を受けた。
習近平はまた、中国政界の内部分裂にも言及し、自分が統治することによって「党内の深刻な隠れた危険性が取り除かれた」とした。習氏は就任以来、党の上層部にまで及ぶ広範な「反腐敗闘争」を口実に反対派を叩き潰してきた。これについては個人独裁のための政治的粛清だとの批判の声があがっている。北京の街中に反対派の横断幕が掲げられたように、「独裁反対」の声は広がりを見せている。
習近平また、軍備増強を加速させるとし、「安全性」や「安全保障」という言葉を73回ほど口にした。つまり習近平はゼロコロナ政策の行き過ぎや、干ばつと洪水、アメリカとの経済摩擦、内陸部の開発失敗で、経済が失速しており、この経済政策の失敗を安全保障問題や台湾問題にすり替えている。
習近平は「中国式現代化」を強調し、「小康社会」(=ややゆとりのある社会)実現を「歴史的な勝利」と自画自賛した。習近平は「共同富裕」(=ともに豊かになる社会)を掲げ国民の支持を基盤に個人独裁体制を強化し、今回の党大会で総書記(国家主席)3期目居座りを画策した。
習近平は、経済政策失敗を個人独裁強化で切り抜けようとしており、少数民族への抑圧や香港人民への独裁強化にみられる、一国2制度の放棄が示しているのは、軍事力のよる覇権追及であり、台湾への武力行使の恫喝であり、今世紀半ばまでに「世界一流の軍隊」を作り上げるという軍事強国路線である。
これらの事が示しているのは中国が、社会主義の衣を着た官僚独裁から、すでに個人独裁のファシスト国家へと変質していることである。習近平は「反腐敗闘争」の名で反対派閥を粛清し、「共同富裕」の名で国民を欺瞞し、経済政策の失敗を安全保障と台湾問題にすり替え、軍事強国路線で個人独裁のファシスト政権を固めようと画策している。
中国は、もはや走資派指導部による管僚独裁から、個人独裁のファシスト国家に成長=変質したということだ。習近平は中華思想に取りつかれており、世界覇権を握る「中国の夢」を実現しようとして「中国式現代化強国」を目指して狂気じみた軍拡を推し進めている。
中国が世界覇権を実現するために軍事的暴走を始めることは確実であり、そのための「中央軍事委員会主席責任制」の仕組みの「整備・貫徹」なのである。世界の国家と人民は「反ファシスト統一戦線」の構築を準備しなければならない。習近平ファシスト政権の軍事的暴走を阻止することが中国人民と全世界の政治課題として浮上しようとしている。
#中国共産党第20回大会
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ファシスト政権を生み出したのは官僚が社会主義を裏切り、
自分たちの特権を拡張したせいです。
一党独裁はナチと変わらない全体主義政権になったという事ですね。