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イラン人民の抗議行動を断固支持する!

イランで22歳の女性が髪を隠す布「ヘジャブ」の着用が不適切だったとして逮捕された後、急死した事件から19日となる。警察官の暴行を疑う声が上がり、抗議デモは全土に拡大、死者も増え続けている。米ニューヨークを拠点とする国際的な民間団体「ジャーナリスト保護委員会」は25日、事件や抗議行動の報道をめぐり、イランで少なくとも計18人の記者やカメラマンが当局に拘束されたと発表した。

AFP通信は23日、ノルウェーの首都オスロ拠点の人権団体「イラン・ヒューマン・ライツ」が「死者は最低でも50人に達した」と指摘したと報じた。ロイター通信は28日、抗議デモはこれまでに国内の80都市に及んだと報じた。デモ参加者と治安部隊の間では衝突が相次ぎ、死者について、イラン国営テレビは24日に計41人と伝えた一方、ノルウェー拠点の人権団体「イラン・ヒューマン・ライツ」は26日、全31州のうち「14州で計76人を確認した」と発表した。

イランの現政権は、かって労働者が1979年のイラン革命でパーレビ王政を打倒すした後、イスラム原理主義シーア派の坊主が政権を横取りした。いわゆる反動復古の政権である。イスラム原理主義は奴隷制社会の時代の宗教なので、男女差別が酷い。イラン人民の今回の抗議活動は、民主化闘争といえるものであり、したがって正義の闘争である。

中東でイスラム原理主義のテロが続発しているが、これは社会改革に対し、宗教改革が進んでいない結果であり、アフガニスタンにおいては女性は学校にも行けず、女性が髪を見せると鞭でしばかれる。女性は社会的地位は低いし働けない。基本的に女性は家内奴隷の地位にある。

イラン政府の最高権力はイスラム教原理主義(シーアー派)のハメネイ師で、彼は現在のイラン人民の抗議行動は「アメリカやイスラエルの画策です」と語っている。今回のイラン人民のデモ隊の中には、政権の正当性に触れる声も多く出ており、イラン政府は窮地に陥っている。

イスラム教原理主義の指導者は、社会の民主化の要求に沿い宗教改革に取り組むべきであり、奴隷制の時代の戒律は、より民主的に改革しなければ政権の維持は難しくなっていることを知らねばならない。中東は砂漠が多く、自然環境が厳しい、ゆえに農業生産力が低い奴隷制時代の宗教が「飲酒を禁止」したりするように戒律が厳しいものになった。
イラン人民の今回の抗議闘争は正義の階級闘争であり、奴隷制時代の古臭い宗教政権は窮地に陥っているのである。
#イスラム教シーアー派 #イラン人民の抗議闘争
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コメント

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 イランのような女性差別の政権はイラン!
  私はイランの人たちの民主革命を支持します。

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