国力を低下させる民主主義の形骸化を阻止せよ!
世界を驚かせた戦後の日本経済の驚異的な経済復興は、アメリカ占領軍の戦後改革の結果である。財閥を解体し、地主階級をなくし、小作人に土地改革で土地を与え、労働三権を保障し、労組を合法化した。このGHQの戦後改革は当時のスターリンを驚かせたほどの民主的施策であった。とりわけ労働組合のストライキ権を認めたことで日本の労組組織率は56%を超えたのである。
この労働改革こそ日本経済の高度成長を支え、日本は世界第2位の経済大国となったのである。民主主義がなければ資本主義の経済成長はない。日本政府がバルル崩壊後「低成長路線」に転換して以後、日本経済は停滞が30年間続いている。その原因は強欲の資本主義の「改革」であり、労組の家畜化を全国的に行うための労働組合幹部の反動的上層連合であり、闘うユニオンつぶしのスラップ訴訟である。日本の労組組織率は16,9%にまで低下した。
政治の面でいえば自民党が宗教政党と結託し「一強」といわれる体制を実現して以後、国会が階級間の利害調整の場でなくなり、政府の予算案が修正もなく議会を通過するようになった。民主主義の議会が独裁に等しいものとなった。
欧米では労働組合のストライキが起きると、それは経済活況の兆しとして歓迎される。ところが日本では労組の家畜化と闘うユニオンつぶしの攻撃で、雇用は守られず、労働条件は悪化するばかりとなった。賃金が上がらず、消費税が増税された結果国内の需要は縮小し、日本経済は成長どころか、縮小再生産となった。労働者の民主的権利が形骸化すると国民経済は成長力を失うのである。このままでは日本は3流国家になるであろう。
民主主義の形骸化、とりわけ労働運動の弾圧と家畜化は、需要を減退させ国民経済の成長力を奪い取るのである。この国家の国力を奪う政策を推進した「一強政治家」は今はいなくなった。岸田首相は「成長と分配」の経済成長路線に立ち返り、日本経済の拡大再生産によって国力拡大を推進すべきである。そうしなければ防衛力強化も財政面から実現できないであろう。
#民主主義の形骸化
この労働改革こそ日本経済の高度成長を支え、日本は世界第2位の経済大国となったのである。民主主義がなければ資本主義の経済成長はない。日本政府がバルル崩壊後「低成長路線」に転換して以後、日本経済は停滞が30年間続いている。その原因は強欲の資本主義の「改革」であり、労組の家畜化を全国的に行うための労働組合幹部の反動的上層連合であり、闘うユニオンつぶしのスラップ訴訟である。日本の労組組織率は16,9%にまで低下した。
政治の面でいえば自民党が宗教政党と結託し「一強」といわれる体制を実現して以後、国会が階級間の利害調整の場でなくなり、政府の予算案が修正もなく議会を通過するようになった。民主主義の議会が独裁に等しいものとなった。
欧米では労働組合のストライキが起きると、それは経済活況の兆しとして歓迎される。ところが日本では労組の家畜化と闘うユニオンつぶしの攻撃で、雇用は守られず、労働条件は悪化するばかりとなった。賃金が上がらず、消費税が増税された結果国内の需要は縮小し、日本経済は成長どころか、縮小再生産となった。労働者の民主的権利が形骸化すると国民経済は成長力を失うのである。このままでは日本は3流国家になるであろう。
民主主義の形骸化、とりわけ労働運動の弾圧と家畜化は、需要を減退させ国民経済の成長力を奪い取るのである。この国家の国力を奪う政策を推進した「一強政治家」は今はいなくなった。岸田首相は「成長と分配」の経済成長路線に立ち返り、日本経済の拡大再生産によって国力拡大を推進すべきである。そうしなければ防衛力強化も財政面から実現できないであろう。
#民主主義の形骸化
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コメント
No title
ユニオンをつぶせば合法的解決の道が断たれる。テロ社会化は反労組が原因です。自民党の反労組が日本経済をダメにした。賃金が上がらないと経済は成長しない。テロ社会にしたのは政府・自民等です。
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