fc2ブログ

ウクライナ侵攻に呼応する動きに警戒せよ!

北朝鮮の相次ぐ大陸間弾道弾の発射実験は、明らかにロシアのウクライナ侵攻に呼応するもので、近く核実験も行うとみられている。アメリカ海軍は日本海に5年ぶりに空母打撃群を入れて海上自衛隊と演習している。また日本の北方領土ではロシア軍の軍事演習も始まっている。

また4月12日午前、沖縄県の尖閣諸島の沖合で中国海警局の船4隻が日本の領海に侵入した。海上保安本部はただちに領海から出るよう警告を続けています。第11管区海上保安本部によると、日本の領海のすぐ外側にある接続水域を航行していた中国海警局の船4隻が、12日午前9時45分ごろから午前10時すぎまでに相次いで尖閣諸島の久場島の沖合から日本の領海に侵入した。午前10時20分現在、4隻は久場島の東およそ16キロから19キロの日本の領海内を航行しているという。

また報道によると、中国で「祖国統一法」制定を求める意見が出ている。これは台湾独立に反対するだけでなく、台湾統一のプロセスを促進するためであり、台湾独立を狙う蔡英文政権に対する圧力を強化し、侵攻する狙いがあるとみられる。ロシア軍のウクライナ侵攻を機に「中国も台湾への武力行使に踏み切るのではないか」との見方も出てくる。

中国は14か国に国境を接している。しかもそのほとんどと国境問題を抱えている。インド、ブータンには実際に軍事侵略している。ロシアのプーチン大統領はウクライナ侵攻直前の2月4日に中国を訪問し、習近平と共同声明に署名している。

この声明文の中にはプーチンが求めた「NATOのこれ以上の拡大に反対する」との文言が入れられ、また習近平が求めた「両国の友情に限界はなく、協力するうえで禁じられた分野はない」との文言も入っている。これは明らかに戦争を前にした戦略的同盟といえるものである。

ロシアと中国は戦略的同盟関係を結んだと見てよく、アメリカが中国の先端産業での競争相手として、覇権争いをしている最中にウクライナで戦争が起き、続いてアジアでの連携した動きは、明らかに呼応したものと見るべきであろう。
北朝鮮の挑発的ミサイル実験や、尖閣諸島での中国海警局公船4隻の日本領海侵犯は、ウクライナ戦争に呼応した動きであり、アジア諸国は警戒を強めるべきである。とりわけ台湾と日本は習近平ファシスト政権の巨大な軍事力に直面する。ちようどウクライナと同じ位置に相当する。

習近平ファシスト政権の侵略を阻止できるのは同盟関係ではなく、当事国の軍事力以外ありえないことは、ウクライナを見ればわかる。相手が核保有国であればアメリカは見殺しにするのである。今日本政府が行っている「敵基地攻撃能力」の名称を「自衛反撃能力」などと変更するような、のんきな検討ではなく、戦略的抑止力を保持することこそ侵攻を防ぐ力なのである。今すぐに習近平ファシスト政権の巨大な軍事力を単独で撃破できるだけの防衛力を備えなければならない。
#中ロ戦略同盟
スポンサーサイト



コメント

中国はロシア以上に危険

 中国の露骨な覇権追求は本当に危険です。
  なにせファシスト政権ですから。

コメントの投稿

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

SEO対策:政治