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尖閣諸島を「核心的利益」と表明した中国!

中国の胡錦濤走資派指導部は1月17日付け「人民日報」で「釣魚島(尖閣諸島の中国名)に付属する島々に命名しようとする企ては、大っぴらに中国の核心的利益を損なおうとするふるまいだ」と主張する「鐘の音」名の評論分を掲載した。

これまで中国外務省は尖閣諸島を「核心的利益」と明言したことは無かったのに、初めて「革新的利益」と明言したことは、中国の海底資源略奪への強い決意を示すものである。

韓国が竹島を、ロシアが北方領土を占拠したように、今後中国が尖閣諸島占拠する事態もあり得る局面なのである。
もともと尖閣諸島は明治の時代から日本人が住み経済活動を行ってきたのであり、国際的に日本領であることは明らかだ。

中国の走資派指導部が日本の尖閣諸島の領有を主張し始めたのは国連がこの海域に海底油田が存在することを公表してからである。中国は今や上は政府から下は人民まで拝金思想に取りつかれており、金になるなら隣国の魚から海底資源まで奪い取る勢いだ。

今回の人民日報の「鐘の音」名の評論文が尖閣諸島を「核心的利益」と表明したことを軽く見てはいけない。日本政府は尖閣諸島周辺の防衛体制を強化すべきであり、この海域への中国漁船を追い出すべきだ。中国に領有の既成事実を作らせてはならないのである。

中国は腐敗した走資派指導部への人民の批判が高まり、動乱や少数民族の反乱が数多く起きているので、領土問題を「核心的利益」に格上げして、領土問題で人民の目をそらせようとしているのである。尖閣諸島を北方領土や竹島のようにしてはいけないのである。資源と領土への拡張主義的野心を膨らませている中国は今すさまじい勢いで軍拡を行っている。この厄介な隣国の動きには注意が必要だ。

満足な防衛体制も無いのに、尖閣諸島の島々に名前を付けようなどと要らざる挑発をする方も同様に批判されるべきである。
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テーマ : 中国問題 - ジャンル : 政治・経済

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