佐渡金山の世界文化遺産登録に反対する韓国の難癖!
佐渡金山の世界文化遺産登録を目指す日本の動きに韓国政府が反対を表明し、申請が困難になっている。自民党の高市早苗氏によれば、「佐渡金山は江戸時代のまだ機械化されていなかった、鎖国されていた日本のなかでの伝統的な手工業です。手作業でやっていたにも関わらず、とても質の高い金を大量に生産していたのです。しかも17世紀における世界最大の金の産地であったということですから、やはり江戸時代のものなのです。」つまり世界遺産登録は江戸時代のものであるから、韓国の反対は筋違いだというものです。
しかし韓国政府の言うように佐渡金山で韓国人が過酷な強制労働を強いられた事実があるのか調べてみた。
* * *
新潟国際情報大学情報文化学部の広瀬 貞三氏の佐渡鉱山と朝鮮人労働者(1939~1945)によれば、第二次世界大戦中の朝鮮人「戦時動員」で1945年8月15日現在、新潟県内約40ヶ所の事業所に、5000名近い朝鮮人が就労中であったことが明らかとなっている。その多くが佐渡金山に就労している。
1939年7月日本政府は朝鮮人男性を日本の鉱山、炭鉱、土木の三分野に限定し、労働者として動員すること決定した。1939年度の朝鮮からの労働力導入は8万5000名に決定した。当初は各企業による「募集」の形式を取っていたが、1942年7月から「労務協会斡旋」に変更し、1944年9月から「徴用」になった。これらは日本政府と朝鮮総督府が密接に連携し、戦時の国策として遂行された。戦争中の徴用は欧米でも当たり前のことであった。
朝鮮人の賃金の問題は、元農民である朝鮮人にとって技能が要求される「請負制度」は日本人に比べて不利だったと思われる。また、この賃金から労働に必要な道具代等が差し引かれるため、実際手もとに残る賃金はごく僅かであったことだ。
朝鮮人労働中の死傷者に対し、佐渡鉱業所は「勤続三ヶ月以上二及ビタル時ハ団体生命保険二加入セシメ各人在籍中ノ保険料ハー切会社負担シ万一不幸アリタル場合保険金三百円ヲ贈呈ス、災害二対スル扶助、退職ノ場合ノ給与関係等ニツキテハ内鮮区別ナシ」としている。つまり規則を見る限り、おおむね日本人と同等に扱われたようだ。
事故による死傷以外に、朝鮮人労働者を苦しめたと推定されるのが珪肺である。大正期に作られた「称明寺過去帳」には「安田部屋」所属労働者137名の死亡記録が掲載されている。これによる・と、平均死亡年齢は32.8歳である。死因は「変死」10名、「窒息」2名、「溺死」2名、「寝入死」1名と、15名の死因が明らかだが、それ以外は不明である。しかし、その多くは珪肺の可能性が高いといわれる。賃金が低いこと、食糧不足から朝鮮人の逃亡事件も度々起きている。しかし逃亡事件は日本人の方が多かったので民族差別というよりも、就労先の雇い主の良悪の差があったようだ。
韓国政府の言うように佐渡金山で韓国人が過酷な強制労働を強いられたのではなく、敗戦濃厚な戦時下での、徴兵による労働力不足を徴用でしのいだのは確かである。しかし鉱山での事故や珪肺で多くの日本人も亡くなっているので、ことさら民族差別が行われたわけではない。当時は日本全体が敗戦濃厚な戦時下で食糧不足であった。韓国政府には日韓請求権協定で問題が解決済である、との認識がない。永遠に金をたかれると思っていることが問題なのである。
何かと反日の世論を掻き立てて、たかりゆすりを繰り返す韓国外交なので、新たに江戸時代の佐渡金山の世界遺産申請に、いつもの韓国政府の嫌がらせ外交が始まったということのようである。
日本政府は、佐渡金山の世界遺産申請が江戸時代の鉱山についてであることをきちんと説明し、堂々と申請するべきだ。ユネスコ世界遺産委員会の委員に韓国人が一人いるからと、弱気になって申請をやめることの方がおかしい。申請が不当につぶされたときに外交的制裁を考えればいいことだ。
#佐渡世界遺産申請
しかし韓国政府の言うように佐渡金山で韓国人が過酷な強制労働を強いられた事実があるのか調べてみた。
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新潟国際情報大学情報文化学部の広瀬 貞三氏の佐渡鉱山と朝鮮人労働者(1939~1945)によれば、第二次世界大戦中の朝鮮人「戦時動員」で1945年8月15日現在、新潟県内約40ヶ所の事業所に、5000名近い朝鮮人が就労中であったことが明らかとなっている。その多くが佐渡金山に就労している。
1939年7月日本政府は朝鮮人男性を日本の鉱山、炭鉱、土木の三分野に限定し、労働者として動員すること決定した。1939年度の朝鮮からの労働力導入は8万5000名に決定した。当初は各企業による「募集」の形式を取っていたが、1942年7月から「労務協会斡旋」に変更し、1944年9月から「徴用」になった。これらは日本政府と朝鮮総督府が密接に連携し、戦時の国策として遂行された。戦争中の徴用は欧米でも当たり前のことであった。
朝鮮人の賃金の問題は、元農民である朝鮮人にとって技能が要求される「請負制度」は日本人に比べて不利だったと思われる。また、この賃金から労働に必要な道具代等が差し引かれるため、実際手もとに残る賃金はごく僅かであったことだ。
朝鮮人労働中の死傷者に対し、佐渡鉱業所は「勤続三ヶ月以上二及ビタル時ハ団体生命保険二加入セシメ各人在籍中ノ保険料ハー切会社負担シ万一不幸アリタル場合保険金三百円ヲ贈呈ス、災害二対スル扶助、退職ノ場合ノ給与関係等ニツキテハ内鮮区別ナシ」としている。つまり規則を見る限り、おおむね日本人と同等に扱われたようだ。
事故による死傷以外に、朝鮮人労働者を苦しめたと推定されるのが珪肺である。大正期に作られた「称明寺過去帳」には「安田部屋」所属労働者137名の死亡記録が掲載されている。これによる・と、平均死亡年齢は32.8歳である。死因は「変死」10名、「窒息」2名、「溺死」2名、「寝入死」1名と、15名の死因が明らかだが、それ以外は不明である。しかし、その多くは珪肺の可能性が高いといわれる。賃金が低いこと、食糧不足から朝鮮人の逃亡事件も度々起きている。しかし逃亡事件は日本人の方が多かったので民族差別というよりも、就労先の雇い主の良悪の差があったようだ。
韓国政府の言うように佐渡金山で韓国人が過酷な強制労働を強いられたのではなく、敗戦濃厚な戦時下での、徴兵による労働力不足を徴用でしのいだのは確かである。しかし鉱山での事故や珪肺で多くの日本人も亡くなっているので、ことさら民族差別が行われたわけではない。当時は日本全体が敗戦濃厚な戦時下で食糧不足であった。韓国政府には日韓請求権協定で問題が解決済である、との認識がない。永遠に金をたかれると思っていることが問題なのである。
何かと反日の世論を掻き立てて、たかりゆすりを繰り返す韓国外交なので、新たに江戸時代の佐渡金山の世界遺産申請に、いつもの韓国政府の嫌がらせ外交が始まったということのようである。
日本政府は、佐渡金山の世界遺産申請が江戸時代の鉱山についてであることをきちんと説明し、堂々と申請するべきだ。ユネスコ世界遺産委員会の委員に韓国人が一人いるからと、弱気になって申請をやめることの方がおかしい。申請が不当につぶされたときに外交的制裁を考えればいいことだ。
#佐渡世界遺産申請
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