環境とコロナで矛盾関係を激化させる世界情勢
旧ソビエトのベラルーシとEU=ヨーロッパ連合の加盟国のポーランドとの国境付近に大勢の移民が集まっている問題で、EUはベラルーシが意図的に移民を集め、EU側に越境させようとしているとして、新たな制裁を科すことを決めた。
ポーランド政府は移民問題の背後にロシアがいると非難した。ロシアのプーチン大統領は、移民問題は欧米が中東で戦争を起こしたからであって、ロシアが企んだものではない、と語っている。
またNATO加盟を急ぐウクライナに対し、ロシアとベラルーシはウクライナ国境で軍事訓練を始めた。ロシアはウクライナのNATO加盟を許すわけがなく、ウクライナの親NATO政権を軍事侵攻で覆す可能性が高まっている。
アジアでは中国の覇権主義に、アメリカとアジア諸国が手を焼き、欧州では旧ソ連の元官僚独裁国家に手を焼いている。欧米諸国は一度は単一市場に「グローバル化」と大喜びしたが、今ではロシアや中国の旧社会主義国は普通の資本主義国になりえないことが分かった。
つまり現在進んでいる世界の多極化は、旧社会主義国の官僚独裁体制と民主的資本主義国の対立を内包している。とりわけ中国は資本主義経済圏の中でアメリカと覇権争いを演じており、相互に経済的に依存しながら対立も激化している。欧州とロシアの関係もエネルギー面で欧州はロシアに依存しており、依存しつつ対立を深めている。
こうした矛盾関係はコロナ禍と環境問題の中(=エネルギー転換問題の中で)で覇権争いも絡んで世界の多極化が進んでいることが特長である。今後世界経済が恐慌局面になれば、世界情勢は極めてきな臭さを増すことが確実であり、各国が軍拡へと舵を切ることは避けられない。
コロナ禍と環境問題が世界情勢を一層激化させ、経済危機と政治危機へと世界を導きつつある。日本は一刻も早くデフレ危機を克服し、成長経済へと転換して、同時に軍事的備えを急がねば危ういことになりかねない局面といえる。
#コロナ禍と環境問題の中での世界情勢
ポーランド政府は移民問題の背後にロシアがいると非難した。ロシアのプーチン大統領は、移民問題は欧米が中東で戦争を起こしたからであって、ロシアが企んだものではない、と語っている。
またNATO加盟を急ぐウクライナに対し、ロシアとベラルーシはウクライナ国境で軍事訓練を始めた。ロシアはウクライナのNATO加盟を許すわけがなく、ウクライナの親NATO政権を軍事侵攻で覆す可能性が高まっている。
アジアでは中国の覇権主義に、アメリカとアジア諸国が手を焼き、欧州では旧ソ連の元官僚独裁国家に手を焼いている。欧米諸国は一度は単一市場に「グローバル化」と大喜びしたが、今ではロシアや中国の旧社会主義国は普通の資本主義国になりえないことが分かった。
つまり現在進んでいる世界の多極化は、旧社会主義国の官僚独裁体制と民主的資本主義国の対立を内包している。とりわけ中国は資本主義経済圏の中でアメリカと覇権争いを演じており、相互に経済的に依存しながら対立も激化している。欧州とロシアの関係もエネルギー面で欧州はロシアに依存しており、依存しつつ対立を深めている。
こうした矛盾関係はコロナ禍と環境問題の中(=エネルギー転換問題の中で)で覇権争いも絡んで世界の多極化が進んでいることが特長である。今後世界経済が恐慌局面になれば、世界情勢は極めてきな臭さを増すことが確実であり、各国が軍拡へと舵を切ることは避けられない。
コロナ禍と環境問題が世界情勢を一層激化させ、経済危機と政治危機へと世界を導きつつある。日本は一刻も早くデフレ危機を克服し、成長経済へと転換して、同時に軍事的備えを急がねば危ういことになりかねない局面といえる。
#コロナ禍と環境問題の中での世界情勢
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