Ⅴ字回復の裏で深刻化する中国経済!
コロナ禍からのいち早い経済回復で優位に立ったとみられている中国経済は、実は抜き差しならない崖っぷちに立たされている。
コロナ禍で主要国の金融緩和の有り余る資金を高金利で引き寄せて、経済成長を加速させるという習近平ファシスト政権の経済成長至上主義は、ある意味マジックのようで危険この上ない経済政策だ。外国人の中国国債保有率は10%を超え総額で34兆円を超えるまでに膨らんだ。外国人の中国株式保有残高も4月に約58兆円にも膨らんだ。
中国人民銀行の高金利(1年物3.85%)は超低金利の米欧投資家には魅力的だ。少々のリスクには目をつぶり、中国国債や政府系銀行の債券を買いまくる。中国の地方政府は土地バブルを利用して財政を維持しているのでバブルを終わらせない。
高金利は中国の大手企業に高額の利払いを強いて業績低迷は深刻化している。2023年までに償還期限を迎える社債は総額235兆円にも達する。社債市場のデフォルトは避けられないとみられる。
企業の不良債権の膨張、企業業績の悪化、賃金や物価の上昇、米中摩擦、外国企業の生産拠点の流出、実体経済の悪化、失業の増加、庶民の経済的困窮、これらの複合的危機でも中国政府は金利を下げて企業を救済できない。金利を下げれば外国資金が流出し、元が急落する。つまり中国政府は「人民元暴落」を心配して、高金利政策をやめられないのである。人民元高が現在の中国政府の唯一の経済政策であるが、これが続くことは中国企業には悪夢だ。
人民元を高く維持するために高金利を続けることに、中国企業と庶民がいつまで耐えられるのか?その限界が近づいているのである。土地バブルで地方財政を維持する政策もいつまでも続けられるわけがなく、地方の財政も破たんが近づいている。
習近平ファシスト政権が、中国国内の名門大学18か所で「習近平思想研究センター」を設置し、独裁体制を強化し、台湾への武力侵攻や日本への核攻撃の世論を中国国内で振りまいているのは、経済破綻後の内的矛盾の、外的矛盾へのすり替えが念頭にあるからに他ならない。日本と台湾は侵略への備えを急ぎ強化しなければならない。
# 中国経済の危機
コロナ禍で主要国の金融緩和の有り余る資金を高金利で引き寄せて、経済成長を加速させるという習近平ファシスト政権の経済成長至上主義は、ある意味マジックのようで危険この上ない経済政策だ。外国人の中国国債保有率は10%を超え総額で34兆円を超えるまでに膨らんだ。外国人の中国株式保有残高も4月に約58兆円にも膨らんだ。
中国人民銀行の高金利(1年物3.85%)は超低金利の米欧投資家には魅力的だ。少々のリスクには目をつぶり、中国国債や政府系銀行の債券を買いまくる。中国の地方政府は土地バブルを利用して財政を維持しているのでバブルを終わらせない。
高金利は中国の大手企業に高額の利払いを強いて業績低迷は深刻化している。2023年までに償還期限を迎える社債は総額235兆円にも達する。社債市場のデフォルトは避けられないとみられる。
企業の不良債権の膨張、企業業績の悪化、賃金や物価の上昇、米中摩擦、外国企業の生産拠点の流出、実体経済の悪化、失業の増加、庶民の経済的困窮、これらの複合的危機でも中国政府は金利を下げて企業を救済できない。金利を下げれば外国資金が流出し、元が急落する。つまり中国政府は「人民元暴落」を心配して、高金利政策をやめられないのである。人民元高が現在の中国政府の唯一の経済政策であるが、これが続くことは中国企業には悪夢だ。
人民元を高く維持するために高金利を続けることに、中国企業と庶民がいつまで耐えられるのか?その限界が近づいているのである。土地バブルで地方財政を維持する政策もいつまでも続けられるわけがなく、地方の財政も破たんが近づいている。
習近平ファシスト政権が、中国国内の名門大学18か所で「習近平思想研究センター」を設置し、独裁体制を強化し、台湾への武力侵攻や日本への核攻撃の世論を中国国内で振りまいているのは、経済破綻後の内的矛盾の、外的矛盾へのすり替えが念頭にあるからに他ならない。日本と台湾は侵略への備えを急ぎ強化しなければならない。
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中国は危険だな!
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習近平にどんな思想があるのか?反動的民族主義だけだろう。