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日中改善の勢い「失った」のは中国に原因!

台湾問題を明記した日米首脳会談を受け、中国共産党機関紙、人民日報系の環球時報(電子版)は、「中国を封じ込めるアメリカの戦略に日本が加わり、中日関係は改善悪勢いを失った」とする社説を発表した。

中国外交部の報道官は、日米首脳会談後の談話で「中国の内政に乱暴に干渉した」と反発した。同社説は日中が歩み寄り、関係を少しずつ正しい軌道に戻してきたが「日本が突然乱暴に干渉した」と批判した。また同社説は、日米同盟が「アジア太平洋地域の平和をおびやかす軸になっている」とも述べた。

この認識はおかしな話だ。突然拡張主義・独裁的統治に変わったのは中国の方なのだ。日本の領土である尖閣諸島に公船を派遣しつづけ、領海侵犯を繰り返し、南シナ海を勝手に占拠し軍事基地を建設した。またインド領を侵略し、タジキスタンにも侵攻している。

日本が日中国交回復した当時の中国は、拡張主義ではなく、独裁的でもなく、第3世界論で帝国主義の侵略に反対していた。国民のデモや壁新聞を張る自由も保証していた。中国の方が習近平ファシスト政権に変わり、「一帯一路」と称し覇権主義を実行するようになったのである。

国内ではそれまでは少数民族の自治を認めていたのに、習近平が「中国の夢」と称し、反動的中華民族主義(=中華思想)を推し進め、ウイグル族やチベット族の同化政策を進め、香港の一国2制度も踏みにじった。つまり、突然反動的侵略国家に代わったのは習近平ファシスト政権に原因があり。日本がとっぜん変わったのではない。

台湾政府が一度は「一国2制度」に傾いていたのに、独立への動きを強めたのは習近平ファシスト政権にその原因がある。台湾のことは、台湾人民が決める権利がある。現中国政府は誕生して一度も台湾を統治したことがない。それなのになぜ「国内問題」といえるのか?歴史的に一度占領したことがあると、自国領土と主張できるとでもいうのか?それならヨーロッパまで占領したモンゴルは、ユーラシア大陸を自国領土と言えることになる。

尖閣と同じように台湾に爆撃機や戦闘機の編隊を向かわせ砲艦外交で挑発するのが、「内政」といえるのか?習近平ファシスト政権がやっている外交は前世紀の帝国主義外交そのものではないのか?大国なら少しは「信と義」「正義」のある外交をすべきであろう。毛沢東時代の中国は「信と義」と「正義」があった。

習近平は革命幹部の子弟であるのに、人民への「信と義」と「正義」を忘れている。中国は漢字の国だ。忘れるとは心が亡びると書く。習近平は心が亡んでいると言うべきだ。習近平ファシスト政権がやっている外交は前世紀の侵略的外交であり、中国を亡国へと導くものであり、前世紀の侵略的外交に反対する側にこそ正義があることを知るべきだ。
#中国の日本批判
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コメント

確かにいまの中国は危険です

習近平は国内で支持基盤が弱いので独裁を強めているのでしょう。アメリカに強硬にいけば支持率があがるお国柄ですから。

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