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習近平個人独裁の擁護のための「宇宙強国」!

中国が、火星探査機の着陸を成功させたと発表した。火星は着陸が難しいことで知られ、技術力の高さを世界に示した形だ。中国は習近平(シーチンピン)国家主席の大号令のもと、「宇宙強国」実現へ国を挙げて宇宙開発を加速させている。月の裏側に初めて探査機を着陸させ、独自の宇宙ステーション建設も始めた。これらはすべて習個人独裁のための国威の発揚が目的である。

昨年までは海洋強国と称し、アメリカと張り合って西太平洋からインド洋を自己の管轄海域として海洋覇権を公然と追及している。かっての日本も大日本帝国を自称して富国強兵路線を突き進み最後に自滅した。

習近平ファシスト政権の弱点は、自由と民主を国民に保証できないところにある。人民が主人公の社会主義の成果を盗み取った官僚独裁では、その支配を維持するにはファシスト政権にならざるを得ない。それは名目上の社会主義、実際の官僚独裁ゆえである。彼らが国民の前にその科学的成果を誇示するのは、自分たちの官僚独裁が中国を世界の強国にしたことを披露し続けねばならないからである。

世界第2位の経済大国が、実は「改革開放」の名で外国企業を誘致して成り立っている虚飾に過ぎないこと。その「海洋強国」が実はアメリカの模倣にすぎず、中国海軍は「張り子のトラ」であること、中国の労働者に強権による低賃金を強いたゆえの輸出大国であり、人民に自由と民主を保証すれば、その競争力は失われ、外国企業は撤退し、中国の覇権争いの経済的基礎も失われることを指摘しなければならない。

中国の国内市場は人口に比して小さく、大きな生産力を満たすには海外へ、資源と市場を求め、侵略国家にならざるを得ない。発展途上国から社会主義革命に成功したソ連も中国も社会主義建設の中で変質した。これは歴史の限界といえることであり、問題は官僚独裁国家が普通の資本主義国家にはなりえないことである。

官僚独裁の内的矛盾が表面化するたびに、毛沢東が試みた文革の亡霊が官僚独裁を脅かすことになる。毛沢東はこのままでは中国が社会ファシスト国家になるとして「文化大革命」で官僚独裁を打破する継続革命の予行演習を人民運動として展開した。この文革の歴史的意義は今後中国人民の手で正しさが証明されることになるであろう。

中国官僚独裁は、習近平の個人独裁へと発展した。彼らの「宇宙強国」「海洋強国」路線は個人独裁の習をたたえ、崇拝し、その国威を発揚するための科学技術の悪用にすぎず、習近平を墓穴へと追い詰めることになるであろ。

韓国のようなたかりゆすり外交は、自国と自国の人民を辱めるだけであるが、中国における「宇宙強国」「海洋強国」路線は覇権を目指すだけに害悪も大きい。武漢から感染が全世界に広がった新型コロナのように、世界中にその害悪を拡散することになる。習近平個人独裁のファシスト政権は、全世界人民と国家の主要な敵となっているのである。
#習近平ファシスト政権
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コメント

中国は強硬にすぎる。

中国外交は前世紀の植民地主義そのままですね。

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