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バイデンは対立と憎悪を解決できるか?

バイデン新大統領の就任演説の全文を読んで、私が感じたのは、彼はアメリカ国民の中に生まれた対立と憎悪がどこから生まれたかが分かっていないのでは?と感じたのである。以下に彼の就任演説の要旨を書く。

*大統領選の勝利は「民主主義の勝利」だ。
*政治的過激主義、白人至上主義、国内テロリズムに立ち向かい「必ず打ち破る」
*融和がなければ平和はない、アメリカは改善しなければならない。
*保守とリベラルを分ける戦いを終わらせなければならない。コロナ対策で結束を
*我々は同盟関係を修復し、もう一度世界にかかわっていくだろう。
*今は試練の時だ。我々は民主主義と真実への攻撃に直面している。
*アメリカは国内で自由を確保し、再び世界を照らす灯台となった。

就任演説は美辞麗句に満ちているが、中身は空虚というほかない。この人物はオバマ大統領の8年間副大統領をしていたのに、何を見、何を学んだのだろうか?

米ソの冷戦崩壊後のアメリカが展開した「新自由主義」「グローバリズム」は、G7が追及した、まさに経済的支配者にとって「平和の配当」(G7声明)だった。歴史上はじめて一つになった世界市場で、強欲の資本主義がのさばり、高搾取、重収奪の資本主義は急速に格差社会を生み出したのである。金持ちはタックスヘイブン(租税回避地)に資産を隠し、国家財政を支える税金は貧困層が支払う、という理不尽な仕組みが出来上がったのである。

資本主義がその繁栄から自国民の半分を排除したことで、アメリカは対立と憎悪の社会となったのであり、したがって再びアメリカが国際社会に復帰しても、アメリカ国内の対立は決して解決しないのである。

バイデン大統領が対立と憎悪が生まれた原因を理解しているとも思えないのだから、問題を解決できるわけがないのだ。バイデンができるのは、せいぜい福祉制度を充実するぐらいであろう。

アメリカ民主党はトランプを弾劾することで、彼の政治生命を断とうとしているが、無謀だ。トランプに投票した7000万人以上の人が激怒し、アメリカは混乱を深めることになる。トランプ氏の支持者たちに合法闘争の道(=選挙の道)を残した方がいい。今回のバイデンの勝利は「民主主義の勝利」ではなく、アメリカ支配層の、金融資本と産軍複合体が総力を上げて権力を回復したに過ぎない。

しかしアメリカ国民の半分の有権者(トランプ支持派)が支持していないのだから、バイデンは当分国内に注力しなければならない。世界で当面、中国社会ファシスト政権がのさばるとみた方がいい。
#アメリカの分断と対立
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コメント

バイデンは中国寄りだったのでは?

 このお年寄り、大丈夫ですか?
   トランプのような戦闘性が感じられませんね?

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