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新規国債発行に伴う増税は富の再分配とせよ!

政府が新型コロナウイルスの感染拡大の防止策として行う、今年度の第3次補正予算が判明した。それによると今年度の新規国債発行額が過去最大の112兆円余りに上る見通しとなった。(例年は約52兆円)

国債発行は、国民に対する税金の先取り請求権の事であり、今回の国債発行額が例年の2倍以上となったことは、近い将来の増税が前提とされている。

安倍政権の6年間で日本の資産階級は、個人資産を約2倍に増やした。これは年金資金と日銀の通貨発行益で株を大量に購入し、株価を釣り上げた結果であり、アベノミクスとは国民の資産を金持ちに分配することに他ならなかったのである。

莫大な国債の償還のために増税するなら、それは大衆課税の消費税ではなく、所得税への累進課税として行うべきである。つまり、この間に資産を2倍に増やした金持ち、とくに株式投資による所得増に課税=増税することにより、国債を償還するべきである。

もし菅政権が消費税増税を考えているのなら、次の総選挙は政権選択選挙となるであろう。自民党への支持率が低下したから、今回の大規模な補正予算となったのであるから、国債の償還のための増税は、資産を2倍に増やした金持ち階級に課税・増税されるべきであり、国民経済の成長を考えるなら、消費税増税は絶対に避けなければならない。

この間、日本の労働者の実質賃金は低下を続けており、個人消費の縮小がデフレ経済=国民経済の縮小再生産につながっているのである。今の日本経済に必要なのは、富の再分配であり、資産を倍増した金持ちに増税すべきであることを強く指摘したい。
#富の再分配 #第3次補正予算
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コメント

消費税を下げよ

 金持ちと大企業に増税すべきだ。その財源でコロナ対策で2回目の全国民への10万円を支給すべし!

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