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ソ連崩壊から30年で世界の秩序も崩壊寸前!

冷戦が終わって、世界経済が一つになって資本主義が永遠に続くかに思えたが、わずか30年で、世界中が格差社会となり、主要国は内政を立て直すことに追われている。

世界中が社会的分裂を回避するために民族主義的傾向を強め、大衆の不満に迎合する政治傾向を強めている。政治的不満を隣国に向けるための排外主義的政治が国家間の紛争の火種を沢山生み出している。

アメリカの覇権は崩壊寸前で、代わって中国フアシスト政権が世界支配の野心をむき出しにし始めた。アメリカの同盟関係再構築は困難で、世界で独裁政権が幅を利かし、自由で民主主義の陣営は内政に混迷を深め、自然災害や感染症の被害で世界の経済危機はさらに深刻化している。

経済危機と混迷の時代には、独裁国家が軍事的に暴走しやすい情勢だ。内的危機を外への侵略にすり替えるからだ。自由と民主主義の側は、どうしてもファシスト国家に出遅れる。日本は戦前ヒトラーの進撃の勢いに飛びついて、3国同盟で破滅を招いた。

今回は、日本はアメリカの従属国だ、だから自由と民主の側に始めから身を置いている。ただし、平和憲法(=従属憲法)が障害で国土防衛の体制もできていない。しかも困ったことにアメリカは他国を防衛する余裕もない。

世界には安全保障上の危機に直面している国が日本・台湾・イスラエル・インドなどたくさんある。日本に今できることは防衛力を強化することしかない。従属国では祖国防衛の戦略さえ持てないのだ、観念的平和主義が日本の平和を守ることの障害ともなっているのである。亡国の危機が迫っているというべきだ。
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コメント

確かに亡国の危機です

 日本は平和ボケが長く続いていますから。
 誰も戦争の時代が来ているとは思っていません。

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