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習近平はバイデンを篭絡し密かに覇権を目指す!

中国習近平指導部は、民主党のバイデン政権が、中国よりもロシアが脅威と認識していること、トランプの「アメリカ第一主義」を転換するが、されど支持基盤の労組の反対でTPPへの復帰は難しいこと、したがって香港問題などで譲歩すれば、バイデンを丸め込めると考えている。

中国が、RCEP(アジア地域包括経済連携協定)でアメリカ抜きの経済圏を目指し、あろうことか中国封じ込めの戦略であったTPP加盟まで検討すると表明したことは、アメリカがTPP加盟までに加入を果たしておけば、切り離し戦略は取れない、と計算しているのである。

中国指導部が香港の民主活動家の周庭氏ら3人に有罪判断を下し、収監したのは、アメリカとの交渉カードとするためであり、中国が新しく施行した国家安全維持法を適用せず、従来の香港の法律を適用すれば罰金刑でおわらせることができる。彼らはバイデン政権との交渉で譲歩のカードを用意しているのである。

中国はほかにもウイグル族の問題でも悪名高い「再教育キャンプ」を閉鎖するなどの譲歩も用意している可能性がある。つまり中国の習近平政権はバイデン政権を丸め込み、米中間の対立関係を解消できなくとも、中国が軍事力を強化し、アメリカの覇権を奪うだけの力を蓄えるための時間を稼ぐことはできると狡猾にも計算している。

焦点となるのはトランプ政権が進めたハイテク関連部品の輸出禁止をバイデン政権が継続するのかどうかである。ICチップの中国への輸出禁止を継続されると中国は先端産業の主導権が奪えなくなる。「中国製造2025」も計画倒れになる。つまり中国が経済力でアメリカを上回ることができなくなり、世界支配の野望=「中華民族の偉大なる復興」も夢と消える。そうなると中国は先端産業での技術力のある台湾占領への軍事的衝動を抑えられなくなる可能性がある。最近中国軍が台湾周辺での軍事訓練を強化しているのはそうした戦略上の要求があるからなのだ。

習近平政権が当面バイデン政権の懐柔、篭絡に全力をあげつつ、引き続き覇権追及の海軍力の増強と海洋進出を進めることは間違いない。台湾進攻の時には日本の尖閣諸島や南西諸島も占領することは確実であり、日本は軍事的備えを急ぐべきである。
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