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ポスト菅をめぐり激化する醜い謀略戦!

菅首相の任期は来年の夏までだ。菅首相は無派閥であり党内基盤が弱い、だから安倍の後継になれたのである。菅首相の流れを作ったのは二階幹事長であることは広く知られている。そこで自民党内では次の総理の席をめぐり謀略が渦巻いている。

総裁候補に立候補して敗れた石破(水月会)岸田(宏池会)は非主流となり、派閥は解体の危機らしい。引退した安倍が再々復活するには最大派閥の清話会(細田派)を安倍派に衣替えしなければならない。そこで安倍は11月に「ポストコロナの経済政策を考える議員連盟」を立ち上げ会長に就任した。この議員連盟は「ポストコロナではなく、ホスト菅の動き」と党内では見られているらしい。

この後、自民党内には来年の通常国会冒頭解散説が強まる。この選挙で自民が議席を減らせば、菅首相は辞職に追い込まれ、安倍の再々登板の条件ができる。この早期解散説に反発したのが菅・二階だ。菅首相はつなぎの政権から、本格政権を目指す。そのためには解散は携帯電話料金値下げなど現政権の政策の成果が出た後の、オリンピック前の解散の方がいい。

選挙に強い安倍の再々登板は、選挙に弱い若手議員たちには魅力的だ。ゆえに結集力がある。こうしたときに「桜を見る会」の前夜祭の安倍事務所の会費800万円補てん問題が蒸し返されて出てきた。特捜部が安倍の公設第一秘書などを事情聴取したのである。これで安倍の再々復活の目はつぶされたかに見える。

続いて、二階派の元農林族議員の500万円贈収賄事件が表ざたになった。誰が見ても安倍陣営の反撃ととれる。以上はマスコミ報道をまとめた政界の謀略をめぐる流れである。国民がコロナ渦で苦しんでいるときに、自民党内は次期政権をめぐる醜い謀略合戦が行われているのであるから、あきれるほかない。

現政権を支えているのは細田派、麻生派、二階派、竹下派の4派閥であり、菅首相はポスト菅候補つぶしでは成功したが、自分の派閥を持たないので、政策で成果を上げ、選挙に勝つ以外に本格政権の道は開けない。したがって日本の政界はコロナをめぐる情勢と同じで全く先が見通せない状況にあるといえる。国民にしてみれば、政権争いは汚い謀略ではなく政策と実績で競ってほしところである。
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コメント

なるほど謀略戦だったのか?

 納得です。なぜ今蒸し返すのか?と思っていました。
 菅政権=二階は陰謀的ですね。

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