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コロナ渦の中の米株価急騰の異常!

アメリカのニューヨーク株式市場で、主要企業で構成する工業株が平均で史上初めて3万ドルに達した。大統領選が混迷し、アメリカのコロナ感染症の新規感染者数が1日で17万人を超え、飲食店などの営業規制が広がっている中での異常な株高だ。

報道によれば、ワクチン開発とバイデン次期大統領への期待感が株式の上昇を支えている、といっているが嘘だ。コロナ感染症でアメリカ経済が打撃を受け、その景気対策としての金融緩和が、実体経済が悪い中で資金が行き場を失い、余った大量の資金が株式市場へ投機的に流れ込んでいるのだ。いわばバブルが起きているのだ。

アメリカ連邦準備制度理事会(FRB)が景気対策で実施している低金利の大量の資金供給が、株価を上昇させている。つまり米史上最高の株高は、実体経済を反映したものではない。重要なのは、日本や欧州においても同様の株高傾向が見られることである。だから何かきっかけがあればアメリカの株価は大暴落し、それにつられて世界中が大金融恐慌になる危険がある。

アメリカでは、最も金持ちの層1%が株式の半分以上を持ち、株高の恩恵を受けている。つまりコロナ渦の中での株高でアメリカの大金持ちの資産が膨らみ続け、上位50人の大金持ちがアメリカ全体の富の半分を保有しているのである。つまりアメリカの格差社会は今も広がり続けているのである。

他方アメリカには1000万人以上の失業者がいる。労働者階級は株高の恩恵は受けられない。金持ちはより豊かになり、貧乏人はますます貧困化しているのである。次期大統領のバイデンがこの格差是正に取り組めるのかが焦点になりそうだ。

実体経済が回復もしていないのに、異常に資金供給を増やして、株価高のバブルを招いているのだから、これは喜んではいられない。株価暴落を引き起こす材料はたくさんある。ワクチン開発に予期せぬことが起きたり、戦争が勃発したり、米中の対立が激化したり、高齢のバイデンが病に倒れたりすれば、世界的な株価暴落を心配しなければならない事態なのである。
#米株価高騰 #大金融恐慌
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