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中・ロがバイデンに祝意を表明しない理由!

欧州各国首脳や日本の菅首相が、勝利が確定したバイデンに祝意を表明したのに、ロシアと中国が沈黙を守り続け、祝意を表明していないのはなぜなのか。気になる点である。

中国の報道官が記者会見でバイデン氏に祝意を表明していない理由を聞かれて「アメリカの選挙に関するコメントは国際的な慣習に従う」と答えたのが象徴的である。

トランプ大統領は戦略なき一国主義で、国連や同盟国を敵視し、海外派兵の米兵を撤退させたのであるから、いわば覇権放棄であり、中国やロシアが政治空白地域に進出するうえで好都合で好ましかった。

しかしバイデンは、同盟国との国際協調=連携で中国やロシアの覇権と争うのが確実で、厄介な相手と認識せざるを得ない。またバイデンは少数民族問題や人権や、香港の民主化運動弾圧に反対している。また対中貿易交渉も、バイデンの民主党には労働組合が支持しており、貿易交渉も簡単ではない。

中国やロシアにしてみれば、トランプの可能性が残っていなくとも、アメリカ国内の分断と対立が長く続く方が、自分たちには有利だと気付いているのである。ここはトランプに最後までごねてほしいというのが本音であろう。そうなればバイデンは当分内政重視で外交どころではなくなるからである。

バイデン政権は中国・ロシア独裁連合に戦略を持って臨むであろうから、中国とロシアは今から身構えているということのようだ。つまり世界とかかわらないトランプと違い、バイデンは中国・ロシア独裁連合との覇権争いを同盟国を巻き込んで行うのが確実だということだ。

イランの核合意にバイデンは復帰するであろうから、中東に関しては情勢が大きく変わる可能性がある。問題はイラクやアフガンに米軍が駐留を拡大するのかどうかであり、当分世界中がバイデンの戦略に注目することになる。
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