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米、本年度財政赤字332兆円の過去最大!

アメリカの議会予算局は8日、2020会計年度(19年10月~20年9月)の財政赤字が約3兆1310億ドル(約332兆円)になるとの見通しを発表した。19年度の赤字は約9840億ドルで、20年度は約3倍以上に膨張する見込みだ。

新型コロナウイルス感染症の企業と人民への救済の巨額対策が響き、過去最大の赤字幅となる。アメリカの感染症は収束しておらず、厳しい財政状況が続く。コロナ感染症で歳入が減る一方で、歳出は47%増える。アメリカの赤字拡大は5年連続でしかも感染症は未だ続いている。

新型コロナ感染症による財政赤字は、日本や欧州の先進国や中国など新興国でも同様に深刻化している。しかしアメリカの財政赤字は群を抜いて大きい。アメリカは過去4回ドルを切り下げて自国の借金を踏み倒してきた。アメリカこそが最大の為替介入国であり、5回目のドル切り下げが近いと見なければならない。

アメリカのドル切り下げで一番損をするのが貿易黒字国の中国と日本であることを知らねばならない。世界中が巨大な財政赤字を続ける事態は異常で、しかも新型コロナ感染症は収束していない。米中の覇権争いも激化している。世界の火薬庫中東の情勢もきな臭さを増している。中国の侵略的外交もとどまる気配はない。何をきっかけに世界の金融危機が爆発するかわからない事態であることは確かである。

アベノミクスは日銀と年金機構が大株主になり株価を釣り上げ、同時に2%のインフレを目指している。これは国民の金融資産を2%奪い取る政策だ。国民の金融資産が1600兆円だとすると毎年32兆円を収奪する政策だ。この収奪策を継承する菅新首相の支持率が上がるのだから日本人は人がいい。このアベノミクスがコロナで吹き飛ぶことになる。日本の財政赤字も膨らむばかりだ。

アメリカの巨額の財政赤字は中国と日本にはドルの切り下げを心配しなければならない深刻な事態だ。世界的規模のコロナ恐慌も可能性を高める事態なのである。世界は新型コロナで大経済恐慌と戦争の時代へと突き進みつつあるのかもしれない。
#米財政赤字 #コロナ恐慌 #アベノミクス
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