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各国が米大統領選後に政治的焦点合わせる!

北朝鮮が2021年1月に約5年ぶりに第8回朝鮮労働党大会を開催することを決めた。これはアメリカの11月3日の大統領選の投票結果を見てから外交方針を定めるためです。同様に中国と韓国が習近平国家主席の早期韓国訪問で合意した。これもアメリカの次期大統領を見定めた上で両国の関係の発展を目指そうという動きです。

トランプが再選するのか?民主党のバイデンが次期大統領になるのかでは大きな違いがあります。特に中国と北朝鮮にすり寄っていた韓国、アメリカと貿易戦争のさなかにある中国、米朝会談が決裂した北朝鮮は、選挙後に戦略外交を進める配置をしているということです。

トランプは中国にとっては組しやすい相手です。北朝鮮は国際協調のバイデンの方がいいと思っていると思います。韓国もおそらくバイデンの方がいいと思っているはずです。

日本にとってはバイデンの対中国への緩和政策が心配です。オバマのように対中外交が何もないのでは、中国覇権主義をのさばらせます。さりとてトランプのように何でも金で計算する外交も困ったことで、駐留米軍の費用の5倍を要求される可能性大です。しかも韓国と日本から米軍を引き上げると言い出しかねません。トランプ外交は予測不能ですべてが「アメリカ第一」です。

米通商代表部が、中国政府と閣僚級の電話での貿易協議を24日に行い、アメリカは2年間で21兆円の穀物の購入の加速を求め、中国側は華為技術(ファーウエイ)への輸出規制の見直しを要請したと報じられています。つまりトランプ政権は中国との相互依存関係を維持しつつ、先端作業だけ「分離戦略」を進めている。中国はこうしたトランプを「組しやすし」とみていることは間違いない。

つまり日本にとっては、アメリカの次期大統領がトランプでもバイデンでも困難が付きまとうと見た方がいい。韓国のようにバイデンに間違いがないと見て中国の習近平の招待を決めることは早計というものだ。アメリカが国際協調に立ち返りTPPに復帰するならいいが、現在のアメリカ外交が対中国で協調主義になるのも困る。トランプでもバイデンでも、いずれにせよ中国の拡張主義が加速されるであろうことは確かです。

日本だけが外交的布石が見られない。いつまでもアメリカ追随では情けないかぎりです。対米自立の旗を掲げるべき時である
#米大統領選 #対米自立
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対米自立に賛成!

いつまで他国に従属するのか!

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