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敵ミサイル探知レーダーは陸、迎撃は船!

イージスアショア(地上イージス)の配備を断念した政府は、その代替案として地上イージスのレーダー「SPY7」は地上に配備し、残るミサイル発射装置は護衛艦に搭載することを検討していることが分かった。

地上イージスの場合ブースターが基地周辺に落下すること、また敵ミサイルの飽和先制攻撃に弱いという問題もあった。退役が計画されている護衛艦を延命措置をして、これをミサイル母艦とするのは費用も安く、移動できるので敵の攻撃への残存性も高まる。問題は地上のレーダーとミサイル母艦との間の通信が妨害される危険性、さらにはレーダーが狙われる可能性だが、それは地上イージスでも同じことである。

莫大な費用が掛かる敵基地攻撃能力の保持と比べれば費用は安いであろう。問題は陸上配備型迎撃ミサイルシステムにこだわっているアメリカが了承するか?という問題がある。また発射母艦が時々刻々移動するわけだから、それを通信妨害を排除しつつ、正確に敵ミサイルに誘導することが可能か、という技術的問題がある。

日本の安全保障を考えた場合、周辺にロシア・北朝鮮・中国と核保有国が多い。費用の面でいえば核ミサイルを保持するのが一番安上がりだ。しかし日本には核アレルギーがある。そうすると敵の核ミサイルを撃ち落とすミサイル防衛は配備するほかない。つまり次善の策として海上イージスはやむを得ないというほかない。

またアメリカ軍が計画している中距離ミサイルの日本配備も、この際大型コンテナ船を購入して改修し、ミサイル母艦にする。つまり海上配備とした方がいいと思う。日本は国土が狭く地上に中距離ミサイルを配備することは地政学的に無理がある。海上配備し、ミサイル母艦を常に移動すれば、敵も攻撃しにくい。護衛が必要になるが、戦略的柔軟性という点で海上配備が正しいといえる。
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コメント

戦略的柔軟性は必要です

 中国の1000基のミサイルが狙っている以上、抑止として中距離ミサイルも必要、という意見を支持します。

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