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ボルトン回顧録が示すトランプの正体!

トランプ政権の内幕を暴露したボルトン補佐官の回顧録が売り出された。
ボルトン氏は回顧録発売に向けたワシントン・ポストのインタビューに応じ、次のように語った。「大統領には世界観があるとは思えない、これこそが問題の根幹だ」「大統領は哲学を持って国家安全保障に取り組んでいないし、大きな戦略や政策もない」とトランプ大統領を批判した。

回顧録の内容について報道での注目点を挙げると以下の諸点である。
(対中国)
・2019年6月の米中首脳会談時にトランプ大統領が習近平国家主席に対し、大統領選で再選できるよう支援を要請していたこと。
(対北朝鮮)
・2018年に行われた史上初の米朝首脳会談について「会談は宣伝のためだ。中身のない合意でも署名する」とのべたこと。
・朝鮮戦争の終結宣言は北朝鮮の考えではなく、韓国の文在寅大統領の南北統一構想から生まれたものだという疑いを持つようになったと明かし、当初前向きだったトランプ大統領に「朝鮮戦争終結宣言は、完全な非核化の達成より先行すべきではない」と助言し、思いとどまらせたこと。
(対日本)
・米朝首脳会談の共同声明に北朝鮮が強硬で、トランプ大統領が拉致問題の記載を見送る判断をしたこと。
・ボルトン氏は2019年7月、在日アメリカ軍の駐留経費を、現在の4倍余りに相当する8500億円に増額するよう求める意向を日本政府に説明したこと。トランプ大統領からはアメリカ軍の撤退を示唆して、日本を脅し有利に交渉するよう指示されたこと。

以上が報道で明らかにされている回顧録の主要な内容である。トランプ大統領はツイッターで、「役に立たないむしずが走るようなジョン・ボルトンは、刑務所にいるべき犯罪者だ。金のために高度な機密情報を漏えいしている」と猛烈に批判しているので、内容は事実であるようだ。

新型コロナウイルスへの対応や、黒人人種差別デモへの強硬姿勢などで支持率を下げ、バイデン候補に10ポイント前後差をつけられているトランプ大統領は、この回顧録の販売で、再選は一層苦境に追い込まれる可能性が出てきた。

安倍政権は、在日米軍駐留費用8500億円増額問題を日本国民に隠ぺいしていたが、ボルトン回顧録でその嘘(=アメリカから要求されたことはない)が暴露された。安倍とトランプの蜜月は演出されたものであった。トランプ大統領は何かというと真珠湾攻撃を持ち出し、日本は自立し対等の同盟にすることを語り、本心は反日に近い人物であった。彼は日本対し「同盟国を守りたくない」とまで言った人物なのである。安倍政権が日米の蜜月を演出して、だましていただけなのだ。

トランプが米朝会談を宣伝のためだけと考えていたのであるから、韓国の文在寅大統領の南北統一構想もボルトンがいなければ成功した可能性もあったのかもしれない。中国の習近平がアメリカから大量の穀物を買う約束をしたことから見て、中国がトランプの再選を望んでいたことは疑いないことである。トランプのアメリカは、中国と相互依存関係にあるので、トランプはコロナ問題で世界保健機構に矛先を向けていたのである。これらの点は我々の分析の正しさを示すものとなった。

トランプ大統領が世界観も戦略もないことは分かっていたが、アメリカの優秀な官僚たちが、トランプ大統領をコントロールできていないことがむしろ驚きである。大統領選は現職有利といわれるが、トランプ再選はほぼなくなったと見てよいのかもしれない。
#ボルトン回顧録 #朝鮮戦争終結宣言 #人種差別デモ #在日米軍駐留費用
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コメント

対米自立すべし

 トランプが自立主義ならチャンスだ。この機会に自立すべきだ。

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