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北朝鮮、開城(ケソン)の南北共同連絡事務所爆破の意図!

北朝鮮は昨年2月のハノイでの米朝首脳会談以後、文在寅(ムンゼェイン)韓国大統領に不満を募らせていた。あたかもハノイ会談でアメリカが北朝鮮の主張する段階的核放棄路線を認め、経済援助を段階的に獲得できるとだまされた、との不満を表明していた。

文在寅の誤算は、アメリカが思いのほか強硬で、南北首脳会談が決裂し、膠着状態に陥り、当初の北朝鮮との共同事業に踏み込めなくなったことだ。北朝鮮側にすれば開城工業団地の再開や,南北鉄道の連結、金剛山観光事業再開、韓国の食糧支援などが空約束になったことに「騙された」と気が付いたのである。

北朝鮮が脱北者団体のビラなどを風船で飛ばすことへの怒りは、口実であり、怒りをぶっつけるきっかけに過ぎない。金与正(キムヨジョン)党第一副部長が爆破予告をしたとき、文在寅はすぐさま脱北者団体の弾圧策を発表し、北への特使派遣を北朝鮮側に伝えたが、金与正に拒否され、そして16日午後連絡事務所は爆破された。

北朝鮮は、金正恩の世界中の隠し口座(約2000億円)を差し押さえられ、現在金欠病になっており、国民は飢えに苦しんでいる。国民の不満を抑えるには南北間の軍事的緊張状態が北朝鮮には必要だということだ。今後国境地帯で砲撃事件などが起きる可能性が強い。

北朝鮮は、国名は「朝鮮民主主義共和国」だが、建国時にあのコミンテルンの提案する社会改革を、金日成はすべて拒否した。すなわち北朝鮮は高度に発達した奴隷制社会のままなのである。こうした奴隷制の大王の支配する軍事独裁政権が、南北統一などできるわけがなく。すれば北の政治体制は崩壊するであろう。

アメリカと中国の2超大国が、北朝鮮を双方の軍事緩衝地帯として半島の現状固定化で合意している以上、文在寅が南北統一の夢を実現するには、まず韓国が対米自立しなければ不可能であるのに、それすらできないのに、彼は反日の旗を掲げればできると短絡的に考えた。弁護士ゆえに彼は経済が理解できないのである。奴隷制社会が自由な資本主義社会と、どうして統一できるであろうか。

文在寅政権は反日で先の総選挙に勝利したが、その外交はことごとく失敗した。北も南もたかりゆすり外交が通じない時代が来ている。米中の覇権争いが激化しているのだから、北朝鮮は国連制裁下で、中国への依存を強めざるを得ないし、韓国はアメリカへの依存を強めざるを得ない。こうした状況では文在寅の観念的統一論は完全に破たんしたといえる。

北朝鮮には「新型コロナウイルスの患者は一人もいない」らしいが、テレビの映像では、なぜかみんなマスクをしている。肺炎の患者は多いらしい。つまりコロナと米中対立と国連制裁が、北朝鮮の経済的苦境をさらに苦しくした。韓国も現在経済危機が激化しており、北に経済支援ができる状況にはない。北朝鮮は緊張激化と鎖国が、政権の維持には都合がいいのである。
#ハノイ会談 #南北統一 #連絡事務所爆破
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コメント

互いにたかりゆすりの国

 北朝鮮は韓国を信用して、うまく援助がもらえると思っていたようですね。
ところが、その韓国がアメリカの強硬姿勢を読めなかった。
 援助が手に入らなかったので、腹立ちまぎれに爆破したようですね。

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