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コロナのパンデミック対策は独裁の方がいいのか?

WHOのテドロス・アダノム・ゲブレイェスス事務局長が中国武漢の都市封鎖を高く評価したことで、コロナ感染症のパンデミック対策は、あたかも独裁国家の方がいいかの風潮が広がっている。

世界各地で軍隊が出動し、市民の基本的人権が攻撃を受けている。中国やロシアではコロナ対策の口実で市民監視の強化が進められている。

パンデミックは労働者が失業し、より社会的不平等を拡大し、社会的弱者を痛めつけている。権力者にとっては人民支配、労働者支配の強化の好機とばかり、独裁的施策が世界中で進められている。

唯一日本だけが、外出の自粛の要請でパンデミックに民主的対応をしている。ところがその日本が、世界のマスコミからパンデミック対策でいわれなき攻撃を受けている。安倍首相は5月3日の憲法記念日に憲法改正を主張する団体にビデオメッセージを寄せ、コロナとの戦いにおいて憲法改正の必要性を訴えた。また「憲法に自衛隊を明記しよう」と訴えた。

この安倍首相の政治的スタンスは、WHOと中国が進める独裁体制美化の画策に乗るものであり完全な間違いである。まるで強権を行使する独裁国家の方が感染症により有効に対応できるかの主張は、日本の民主的対応を非難する間違ったメッセージとなる可能性がある。

安倍首相は、コロナ対策の初期対応で、習近平の国賓招待があるので中国からの入国を封鎖することをためらい、そのために初動対応が遅れたミスを、あたかも憲法に原因があるかのようにごまかそうとしているように見える。

実際の患者数と死者数から見ると、独裁国家の中国やイラン、ロシアはひどい状態だった。安倍首相はこれら独裁国家の方が正しいとでもいうのであろうか?安倍首相は国民が政府の自粛呼びかけににこたえて、コロナを抑えつつあることをなぜ高く評価しないのであろうか?理解できない。コロナパンデミックに軍国主義的・独裁的対応が正しいとでもいうのであろうか?

コロナパンデミックに民主主義国家として日本の対応こそ正しいと、声を大にして主張すべきではないのか?憲法に有事体制を盛り込み独裁的手法がとれるようにすることが正しいというなら安倍首相は完全に間違っているというべきだ。

今後、世界をコロナ大恐慌が見舞う可能性は高く、そうした時期だからこそ民主主義国家は独裁国家の手法を批判的に見なければならない。民主主義と独裁国家の衝突が起きようとしているからこそ、日本は民主主義的対応を高く評価すべきなのである。安倍首相のように、何でもかんでも憲法改正に利用しようという政治レベルの低さをこそ日本国民は嘆かねばならない。
#コロナパンデミック #独裁国家 #民主主義的手法 #憲法改正
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コメント

確かに

 安倍首相は国民の自粛を評価していないようですね。残念です。

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