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コロナ戦略を集団免疫獲得と重症化減少を統一せよ!

報道を見ていると、政府のコロナ戦略は、当初は集団免疫獲得に戦略の重点があったように見える。意図的に自宅療養を増やして、検査数を限定し、集団免疫を重視する戦略であった。

ところが1か月前に非常事態宣言を出して、人と人との接触を断つことを重視する戦略に変えた。これでは感染者は減少しても集団免疫はいつまでも形成できない。つまりワクチンができるまで、いつまでも自粛を続けなくてはいけなくなるのではないだろうか?長期化では国民経済が持たない可能性がある。

新型コロナウイルスの特徴がすでに明らかになってきており、60歳以上の高齢者と基礎疾患がある患者は重症化しやすい。こうした患者には延命のためアビガンなどの治療薬を投与し、50歳台以下の人には集団免疫獲得を重視する戦略を明確にした方がいいのではないか?そうしないと集団免疫がいつまでも形成できないのではないだろうか?

つまり政府の人と人の接触を断つやり方は、患者を削減できたとしても、世界中から新たにウイルスが流入するであろうから、死亡を減らしながら集団免疫を獲得するという、年代別の選別戦略をとる方がいいように思う。

つまりわかりやすく説明すると、当初の集団免疫獲得の戦略と、現在の人と人の接触を減らす戦略は相互に対立するので、重症化しやすい高齢者には接触を減らし、感染したら治療薬を早めに投与して重症化を防ぐ。若い年代には重症化しないのだから集団免疫を獲得する戦略を堅持することで、この二つの矛盾を統一することが必要なのではないかと思うのである。

そうしないとこのまま自粛路線を続けるとコロナ感染症問題の解決が限りなく長引くのではないかと思う。安倍首相が「持久戦」を主張したのは自粛を続け、患者数を減らし続ける戦略だと判断し書くことにした。安倍首相の「持久戦」ではいつまでも集団免疫はできず、経済が持たない可能性がある。
政府にはぜひ検討してもらいたい。
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コメント

 確かに持久戦はおかしい?

 自粛が自給的に続くのは勘弁してもらいたい。仕事とコロナ対策を統一してもらいたい。

集団免疫

確かに要りますね。全く未知のウイルスではなくなり、インフルエンザやSARSの経験も活かせる筈。インフルエンザ死患者こそが、いまだに多いのですから。
それから、欲しくもない布マスクで何かと税金を無駄遣いはやめ、ワクチン開発のため企業助成に力を入れてもらえないか。あと少しだけ資金が何とかなれば開発を加速出来るんだが、という技術力を持つ中小やベンチャーは、結構多い可能性ありそうですし。

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