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コロナ対応で崩れた安倍一強!

岡目八目という言葉がある。岡目八目(おかめ-はちもく)とは囲碁から出た言葉で、当事者よりも、第三者のほうが情勢や利害得失などを正しく判断できること。碁をわきから見ていると、実際に打っている人よりも、八目も先まで手を見越すという意味から使われている。

あえて日本の政治を岡目八目で見ると、安倍首相はコロナ対策で失敗した。第一に中国政府の意向を忖度して中国からの入国を禁止するのが遅れて感染を拡大してしまった。次に学校の休校は評価が高かったが、第2の失敗は、欧米各国が都市封鎖をしているときに「マスク2枚」は広くジョークと思われるほどおそまっだった。第3の失敗は30万円の配布だ。支給条件が厳しくて対象者がほとんどいないケチぶりで、支持率を大きく下げることとなった。安倍を支持しない人は65%を超えたのである。

これに対しコロナ対応で評価を高めたのが小池百合子都知事だ、官邸がコロナ感染症を安倍政権の「カミカゼ」として、事態を長引かせ、公文書改ざん問題や「桜を見る会」追及を「国難で回避しよう」という意思が前に出て、非常事態宣言を出せなかったのを、小池都知事や大阪の吉村知事が官邸に非常事態宣言を促して評価を上げた。

小池百合子は、先の総選挙時に政権の受け皿作りを、あえて議員を選別してぶち壊し、内閣総理大臣になり損ねたことがあった。しかし今回のコロナ対応は見事で、常に官邸をリードし、国民の中には小池総理を望む声も高まった。

安倍首相の、収入半減の人への30万円支給方針があまりにも評判が悪く、これに危機感を持った公明党が、国民一律10万円支給を安倍首相に強硬に掛け合って、とうとう閣議決定を覆し、補正予算を組み替えることとなった。

このことで安倍政権内には経済が分かる人がいないことが明白になった。コロナ自粛で経済が委縮し、国民が経済的に困窮しているときは保証なしの自粛では経済が持たない。個人消費を拡大し、需要を増やす政策が何よりも重要だということを政権が理解していないことが重要で、このことはこれまで政権を忖度して支えてきた経済官僚も、安倍政権を見限っていることを示しているのである。

コロナ感染症は安倍政権にとって決して「カミカゼ」ではなく、小池という次の総理候補を作ってしまったということだ。安倍一強が崩れたことの意味は、今後の政局を左右するほど大きいことである。安倍首相が小池を次の都知事選で担ぐかどうかが注目される。
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コメント

気づかなかった

 経済官僚も見限っているとは気づかなかった。
 小池はアピール力があるな。
 知事の中では群を抜いている存在であるのは間違いない。

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