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コロナウイルスまで反日に使うのか!

コロナウイルスの感染者が韓国でも日本でも増えている。韓国では2週間以内に日本などに渡航した人の診療を制限する動きが広がっている。韓国に住む日本人の間には「診療制限が増えれば日本に一時帰国しにくくなる」との不安が広がっている。

韓国政府は、「日本の感染の広がりは中国をのぞくと世界一だ」といっているが、本当にそうなのかと思い調べた。日本の感染者数は英国船籍のクルーズ船の患者数542人と感染した検疫官3人は(=英国領土での感染であり)日本での感染とは言えない。チャーター便の帰国者も中国での感染だ。中国人ら旅行者も日本での感染とは言えない。こう見ると日本人の感染者数=実数は45人である。

韓国人の感染者数は19日午前で46人である。つまり人口密度から言うと韓国の方が日本の2倍以上感染していることになる。であるのになぜ韓国は日本のコロナウイルスの感染数をことさら問題にするのか?韓国政府が東京オりンピックを失敗させ恥をかかせることを目指し「放射能五輪」を世界中に宣伝していることは知られている。今回のコロナウイルスも東京五輪をつぶす道具立てに利用しようと企んでいることに警戒すべきである。

文在寅政権は発足後から反日を続けてきた。従軍慰安婦問題から、徴用工判決、自衛隊機への武器管制レーダー照射、国会議長が天皇陛下を「戦犯の息子」発言したこと、日本製品への不買い運動から、生徒たちへの反日スローガン強要など挙げればきりがない。それなのに韓国民の一番行きたい国が日本だという?これはどういうことなのか?おかしいと思い調べた。

韓国の民族主義についてフリー百科事典「ウイキぺディア」は以下のように掲載している。「韓国の民族主義は世界唯一の単一民族を自称し、朝鮮民族と朝鮮文化の優位性を強調した教育に元づく世界認識によるところが大きく、近年では漢江の奇跡に始まる経済成長の成功で韓国の国際的地位を日本よりも高く求めるようになっている。反日感情は、このような意識に支えられた優越感、自信や尊厳が損なわれる事象が発生することにより顕在化するものと分析されている。」とある。

また韓国思想史専門家の小倉紀蔵氏は「<ハン>という韓国語にもっともよくあてはまる日本語は、「あこがれ」なのである。もちろん<ハン>には「恨み」という意味もあるのだが、単なる恨みではなく、そこには憧れの裏打ちがあるのである。・・・そして<ハン>には上昇へのあこがれであると同時に、そのあこがれが何らかの障害によって挫折させられたという悲しみ・無念・痛み・わだかまり・辛みの思いである」と語っている。

こう見ていくと、韓国人は日本人へのあこがれと同時に、日本人のノーベル賞受賞などで挫折感を持ち、自分たちが日本にいつまでも追いつけない無念な気持ちが歴史を歪曲した教育などの間違った外部注入によって反日運動を巻き起こし恨みを晴らしていることになる。

これとは別に韓国政治家は、このような民族的気持ちを反日運動によって、つまり反動的な民族排外主義によって、自分たちの悪政を隠ぺいし、財閥の経済支配を擁護し、外に敵を作ることで国民を目くらましし、政治的支持を固めてきたのである。

現韓国大統領の文在寅の困難は、こうした反日運動としてのGSOМA廃棄へのアメリカ政府の圧力や、安倍政権の経済制裁の壁にぶつかり、民族排外主義が大きな壁にぶつかっていることである。文在寅の反日・反米は、同時に親北朝鮮・親中国なのであるが、不幸なことに中国は米中貿易戦争の中で親日を選択し、北朝鮮はアメリカを交渉相手としたことで、文の「片思い」状態となったことだ。文大統領の深刻な孤立感は、彼の弁護士特有の主観主義に原因があり、日本のせいではない。

文在寅は4月の総選挙をなんとしても勝つためには反日運動を利用しなければならない。しかしそれはもっと大きな壁を作ることでもあり、リスクが大きいのである。そんな時のコロナウイルスの拡散である。「利用しない手はない」と考えるのは当然だ。しかし人類共通の問題であるコロナウイルスを政治=外交に利用するのは「諸刃の剣」である。

文在寅は韓国経済の深刻さに打つ手がなく、経済悪化は日本のせいにするしかなくなっていた。そこで反日にコロナウイルスまで使おうと思ったようである。彼の反動的な民族排外主義と、卑俗な実用主義的思考方法は、たぶん弁護士の仕事を通じて会得したものであろう。しかし「諸刃の剣」が文大統領をも傷つけることを指摘しておかねばならない。文大統領は政治と外交とは欺瞞ではなく、信義だということを学んだ方がいい。
#コロナウイルス拡散 #反日の排外主義 #東京五輪  #恨みの思想
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