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TPPは将来の戦略的日米関係を破壊する!

今月の12,13日にハワイでAPECの首脳会議が開かれる。野田首相はこの会議出席の前に交渉参加を打ち出す構えである。
欧米が長期不況に入り、金融危機に直面し、各国が自国通貨を通貨安に誘導し、国益を追求している時に、日本の対米従属派政治家が、日本の富のアメリカによる略奪の扉を開こうとしていることは信じられないことである。
日米の自由貿易が、たとえ親米派の言うように日本の利益になっても、アメリカは日本の非関税障壁を問題にして、対日感情は悪化する。
またアメリカの思惑通り、アメリカが日本の金融・保険・医療・製薬・公共事業・農業・漁業の市場を奪えば、日本人の対米感情は悪化する。いずれにせよ日米関係は悪化することになるであろう。
どちらも利益を受けることなど絶対にないのである。そしてはっきりしているのは、交渉とは軍事的優位にある国が主導権を握るのである。
したがって日本のTPP参加は、アメリカの略奪対象に日本がなるということなのだ。
すでに工業製品は関税が低いので輸出は伸びない、日本企業はアメリカに工場を作っており自由化のメリットは低いのである。経済をアメリカルールにし、外国人労働力を自由化すれば、低賃金の労働者が流れ込んできて、日本の賃金レベルは急落する。日本の経済界が自由化に賛成する理由である。
アメリカがとりわけ期待しているのは血液製剤など医薬品と医療、病院の自由化だ。これによって国民皆保険が崩される心配がある。
日本の経済界が持ち前の強欲で日本社会を無茶苦茶にしようとしているのだ。
太平洋を挟む日米が、それぞれの国の社会的特徴を維持しつつ、戦略的友好関係を持続できる道を探るべきであろう。
そうした願いから、我々は野田政権のTPP参加に反対するものである。
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テーマ : 政治・時事問題 - ジャンル : 政治・経済

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