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核の拡散に歯止めが利かなくなり始めた!

中東と北東アジアで核拡散に歯止めが利かなくなり始めた。アメリカがイランの革命防衛隊司令官のカセム・ソレイマニをイラクで殺害したことで、イランが核濃縮活動を強化し始めた。

月刊誌「選択」2月号記事によれば、イスラエル当局が1月に公表した戦略評価では、イランが核開発に着手した場合、今年中に核兵器製造に必要な兵器級濃縮ウランを手に入れるという。さらに核兵器搭載のミサイル開発は2年ほどで完了するという。

イランが核開発を再開することで、対抗する地域大国のサウジとトルコが核兵器保有を公言し始めた。サウジのムハマンド皇太子は「イランが核兵器を保有するなら、サウジアラビアも極力早くこれに続くだろう」と述べた。トルコのエルドアン大統領は昨年9月に「西側はトルコに核兵器を持ってはいけないというが、私は受け入れられない」と述べている。

サウジはパキスタンの核開発費用の6割以上を負担し、その見返りにサウジが危機に瀕したときにパキスタンの核の支援を得ることが密約されているという。またトルコの米軍基地には核兵器が50基保管されており、トルコ政府がこれを接収する危険が指摘されている。

北東アジアでは北朝鮮がすでに核を開発し、現在大陸間弾道弾の開発を行っている。北朝鮮はすでに中距離ミサイルを保有している。また韓国の文在寅大統領は南北統一政府が核保有の強国になることを夢見て、アメリカの非核化交渉を無視して南北会談へと進みはじめている。

こうなると欧米が進めてきた核不拡散はすでに崩壊寸前だ。しかも日本は周辺国のすべてが領土問題を抱える敵対国で、かつ核保有国という事態になり始めた。核兵器は敵対国が保持すれば使えない兵器となる。イランと北朝鮮の核保有を許せば連鎖的に核拡散は不可避となるであろう。

アメリカの海外基地からの撤兵は覇権の空白域がうまれ地域覇権国が台頭するであろう。またこの動きに反発して、核拡散が際限なく進み始めたといえる。日本の防衛を考えるといつまでも核アレルギーを気にしていては亡国は逃れようがない。

超大国アメリカの衰退は、世界中が戦国時代のような事態に移行するという事であり、日本の観念的平和主義の克服が「焦眉の急」となっていることを指摘しなければならない。
#核拡散 #核濃縮活動 #核アレルギー #地域覇権国
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