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防衛企業は警戒心を高めサイバー攻撃に備えよ!

報道によると、大手総合電機メーカーのNECが大規模なサイバー攻撃を受けパソコンやサーバーなどに保存されていたファイル約2万8千点が奪われた。その中には潜水艦用センサーなどの自衛隊装備に関する資料も含まれていたという。中国系のハッカー集団の仕業とみられる。

つい最近三菱電機がハッカーに大量の資料が盗まれたばかりだ。日本の防衛企業はあまりにも無防備だ。防衛装備などの資料はネットとは分離した状態で保存すべきである。中国はアメリカなどからのパクリ技術で先端産業と軍事力増強を進めてきたことはよく知られていたのに、いったい何をしていたのか?無責任というしかない。

NECによると2017年6月に社内のパソコンから外部サーバーへの不正な通信が行われていることを確認し、遮断を実施し、その後この通信の暗号解読に成功し、不正アクセスを受けていたことを確認したという。つまり、早くから発覚していたのに隠していたわけだ。

三菱電機へのサイバー攻撃で明らかになったのは、中国が中国市場への進出の条件としている、合弁や基本技術の公開を条件にしながら、日本企業の中国進出事業所にスパイを送り込むだけでなく、不正アクセスし、そこを拠点にして日本の本社など関連事業所へのサイバー攻撃を行っていることが明らかになっている。

中国が欲しがっている日本の防衛技術は新型高速ミサイル、潜水艦技術、ミニイージス技術、デーダー技術、ステルス戦闘機技術などであるが、防衛企業はこれらの技術がサイバー攻撃で中国に奪われることのないようにしてもらいたい。日本企業はあまりにも不正アクセスに無警戒・無謀備だ。

中国は商売相手であると同時に、日本の侵略を真剣に狙っている敵国だということを忘れないでもらいたい。中国は社会主義であったが、修正主義指導部により変質し、走資派指導部の官僚独裁の社会帝国主義に変質し、とんでもない侵略性を身に着けていることへの危機感が不足しているというしかない。

旧ソ連社会帝国主義がアフガニスタンに侵略したように、社会帝国主義は拡張主義をその特徴としている。中国は、官僚独裁の下での軍拡競争が侵略的野心を拡大し、軍隊と軍需産業が官僚独裁下で肥大化して、侵略の歯止めがなくなるという国家主義的特徴がある。
日本企業は中国に警戒心を高めるべきだ。
#中国のサイバー攻撃 #社会帝国主義 #官僚独裁 #日本の防衛技術
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