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米に対抗意識あらわにした中国国防白書!

中国政府は7月24日、4年ぶりとなる「新時代の中国国防」と題した国防白書を発表した。その特徴は覇権国のアメリカへの対抗意識をあらわにしたことである。

白書は、国際情勢を「安全保障の不安定性がさらに目立ち、世界は必ずしも平和とはいえない」として「一国主義の」アメリカの戦略で軍拡競争が生じているとし、「世界の安定を害している」と世界情勢を分析した。

自分が空前の軍拡をやりながら、その責任をアメリカに転化し、中国の国防費が「総額がアメリカの4分の1に満たず、一人当たりにすれば主要国と比べ低い方だと「中国脅威論」を意識しながら、一層の軍備増強を正当化している。

最近の中国の軍事力の増強は東アジアで突出している。今年の中国の国防費を見ても明らかになっている分だけで、前年比で7,5%増で、19兆8000億円で、日本の防衛費の4倍近い金額だ。

白書のもう一つの特徴は、周辺国=台湾や日本への軍事的威圧だ。台湾に対しては「武力の使用を放棄しない」とし、台湾が独立に向かうなら「中国軍は一切の代償を惜しまず、国家の統一を守る」と強弁した。

また2015年の国防白書で触れなかった尖閣諸島について白書は「中国固有の領土」と言明し、東シナ海の監視を続けるとし、日本への軍事的威圧を続けることを明記した。

白書は中国軍の軍事力増強の理由を「国際社会の中国軍への期待」を挙げている。しかし周辺国への軍事的威圧を続けているのであるから、国際社会の期待ではなく、警戒であることを指摘しなければならない。今の中国は覇権主義的であり、軍事拡張主義そのものであり、他国は全て中国軍に警戒しており、誰も期待などしていない。

中国軍の予算が相変わらず不透明で、実際の国防費が隠蔽されていることは明らかであり、この不透明さが国際社会の警戒心を高めているのである。彼らの言う「今世紀半ばまでに一流の軍隊を築く」というこの軍拡の目標が、アメリカの軍事力を上回ることであることは疑いないことである。

日本は、中国覇権主義の野心に警戒心を高め、孤立主義のアメリカに頼るのではなく、対米自立して小さくとも強力な防衛力を持ち、平和・中立・独立・自主の日本を目指さねばならない。#中国国防白書 #軍事的威圧 #中国脅威論 #中国覇権主義
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