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リストラ迫られるアメリカ軍!

報道によるとパネッタ国防長官は国防費を今後10年間で4500億ドル(日本円で約34兆5千億円)削減するため陸海空のトップにリストラ案をまとめるよう指示を出した。
このリストラには、現在原子力空母11隻体制の削減も計画に含まれているという。原子力空母の削減案は現在横須賀を母港とする「ジョージ・ワシントン」の廃船も浮上しているという。このほか新ステルス機など新兵器の開発中止や各軍師団の削減も予想される。
つまり日本に配備する空母が無くなることもあり得るわけで、日本の防衛の弱体化につながる可能性がある。
アメリカの世界戦略の見直しもあり得ると見なければならない。もはやアメリカはニ正面戦略は取りえず、油田地帯の中東以外では戦争ができなくなる可能性が強いのである。
つまりアメリカは普天間の辺野古移転どころか、海外の米軍基地の大幅な削減の可能性が出ているのである。
もっとも日本の多額の駐留国支援や「思いやり予算」の5年1兆円の負担があるので、アメリカは日本の基地は安上がりなので維持する可能性が強い。
問題は、アメリカの今後10年間に及ぶ戦略的後退(あるいは息継ぎの和平)が中国の覇権主義にどのような影響を与えるかである。
中国は西太平洋の管理をアメリカに申し入れたように野心が膨れ上がっている。
日本は自国の防衛をもはやアメリカに頼るわけにいかないのである。
自衛隊の空母の保有や、海兵隊の新設、原潜の保有も検討し、対米自立の準備を急がなければならない。
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テーマ : アメリカ合衆国 - ジャンル : 政治・経済

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