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孔子学院は中国のスパイの拠点?

中国の古代の人、孔子は「孝」とか「仁」を説いて、当時の奴隷社会が崩壊するのをとどめ、封建性への流れを阻止しようとした反動的人物である。

それまでの中国は百家が学問を競いあっていた(=百家争鳴という)が、孔子(の儒教)は中国の思想的古代性を特徴とするように根強く中国社会に今も残るようになった。

考えてもほしい、親に孝行することが人生の目標になれば、その社会は発展しなくなる。親から受けた恩は子に返すようにすることで、人類は発展するのだ。孔子の反動思想は奴隷主階級を保護するという階級的背景を持っていたことを忘れてはいけない。

徳川家康は朝鮮の李王朝から送られた李朝活字を一切利用しなかった。それは儒教思想が奴隷制の思想であり、徳川封建制と対立すると考えたからであった。

北東アジア(=中国・朝鮮・韓国)の国家・社会の持つ古代性は「儒教」にあり、北朝鮮は今も奴隷制社会だし、中国も官僚独裁の奴隷制国家に似ている。韓国の元大統領が次々報復されるのは「儒教」思想の結果である。孔子は歴史的に見ると社会改革派を憎しみ・排斥した人物なのである。

毛沢東は中国社会に残るこの思想的古代性を取り除くため「孔子批判」の大衆運動を展開したことがある。この孔子をなぜ現代の中国政府が持ちあげ「孔子学院」を世界中に作っているのか?それは「孔子学院」を中国政府はスパイの拠点として位置付けており、アメリカではその思想的狙いが明らかとなるに従い、「孔子学院」の閉鎖が拡大している。18年には8校、今年は10校が閉鎖となった。

中国政府は80億ドルの予算をかけて世界中に「孔子学院」を作っている。米カリフォルニア大サンタバーバラ校では「孔子学院」を開設したら資金15万ドルと中国語教科書3000冊が送られてきたという。日本でも既に18もの大学に「孔子学院」が作られている。

現中国政府は毛沢東を裏切り、人民の自由・民主を剥奪し、官僚独裁の社会にした、それゆえかれらは毛沢東思想を掲げることができず。やむなく「孔子学院」を世界中に作って、中国の学問的影響力とスパイの拠点にしつつある。つまり中国の侵略のソフトパワーが「孔子学院」なのである。

米連邦捜査局(FBI)のレイ長官は「我々は孔子学院を注視している。いくつかの事例は捜査段階にある」と語った。日本政府も中国政府の狙いを見抜いて、中国政府の「孔子学院」増設の反動的狙いを暴露していくべきだ。日本での「孔子学院」増設に警戒すべきだ。
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