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北朝鮮のトランプへの侮りが決裂招いた!

北朝鮮は本当にヨンビョンの核施設の破棄だけで国連の制裁に風穴を開けられると考えていたようで、この点に北朝鮮の指導者の若さが表れている。国際社会はこれまで北朝鮮の口先だけの合意に何度も騙されてきたのであり、核を放棄しないで経済制裁を打破できるとトランプを軽く見たのが甘かった。

北朝鮮国内に公表して米朝首脳会談に臨み、何の成果もなく決裂となったのだから金正恩の打撃は計り知れない。首脳会談の前に双方の幹部達の事前交渉を重ねていただけに、決裂は有り得ないと見られていた。いったい事前交渉はなんだったのか?理解出来ない。トランプ大統領が見返りを与える方向に転換していただけに、いかにも北朝鮮の対応に甘さがあった。「アメリカが完全かつ検証可能で不可逆的な非核化」であるのに、北朝鮮は、核を放棄する気がないので全ての核施設のリストすら提示することもできなかった。

元々北朝鮮も韓国も、外交とは相手国を騙すこと、と認識しているのだから誠実な交渉を求める方が間違いなのだ。外交交渉とは相手の出方を見て譲歩し合うのだから、北朝鮮は用意したカードがヨンビョンの核施設一か所の破棄だけで、次のカードすら用意していなかったというのはお粗末で、結果最高指導者に恥をかかせることになった。今後外交幹部達と金正恩委員長との間に矛盾が生じる可能性がある。

米朝の首脳会談の決裂で一番打撃を受けるのが文在寅韓国大統領だ。彼は昨年秋イギリスやフランス等を回って北朝鮮のために制裁緩和を訴えて回った。またアメリカに北朝鮮への援助を一手に引き受けると大見えを切った。彼は反日挑発を重ねながら、米朝合意を踏まえて3,1の大反日キャンペーンで南北統一に向けた国民的合意を形成するハラであったのだが、米朝交渉決裂で反日キャンペーンの意義がなくなってしまった。韓国各紙が「楽観から180度反対の結果」「非核化に赤信号がともった」(韓国日報)「破局の始まりにもなりかねない」(中央日報)「再び一寸先も見通せない」(東亜日報)と総じて悲観的に報じた。

北朝鮮の幹部達は核を放棄せず、話し合いで騙して経済制裁に風穴をあけることをもくろんだがそれも破綻した。このまま経済制裁に耐えるか?それとも核放棄でアメリカに屈服するか?の2つの選択肢しか無いことになった。トランプ大統領は時間をかけて北朝鮮の指導者たちの認識が変わるのを待つほかない、と判断したようだ。
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