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トランプの非常事態宣言はベネズエラ侵攻が狙いか?

いまベネズエラはハイパーインフレに見舞われている。昨年のインフレ率が2600%で最低給与は800、000ボリバルは3ドルの価値しか無い。働いても食えるわけがない。だから多くの国民が逃げ出している。コロンビアやブラジルに逃げ出しているのだ。国家が統治能力を失っているのは明らかで、反米派のマドゥド大統領と親米派のグアイド暫定大統領の2人がいるのだから、経済破綻の上に、政治も破綻していると言える。

世界でも有数の産油国がなぜ経済破綻に見舞われたのか、というとチャべス大統領の時代、石油の価格が高かったのでベネズエラは豊かであった。しかも反米の社会主義国となった。アメリカに反対し、豊富な石油代金で、国内でばら撒きを行った。国民は働かなくても食えるので農業も衰退した。そして石油価格が暴落すると、バラマキを続けるには札を印刷するしか無くなったのである。これがハイパーインフレの原因だ。まるでイソップ童話の「ありとキリギリス」の話しを地でいっているのである。

それでも反米国なのでロシアと中国が地下の原油資源を担保に金を貸す。その金で武器を買うのだから、国が破綻するのは避けられない。ベネズエラ軍は中国製の水陸両用戦車や歩兵戦闘車で武装し、ロシアの爆撃機Tu-160ブラックジャックが展開している。ブラックジャックはアメリカを攻撃できる射程4000キロの巡航ミサイルを12発も搭載できる。トランプのアメリカにとっては北朝鮮以上の軍事的脅威と言える。

トランプ大統領は2月18日ベネズエラからやキューバからの難民を前に演説し、ベネズエラ軍に対しマドゥド大統領を支持し続ければ避難先を見つけられなくなり、容易に抜け出せなくなり、逃げ場はなくなる。全てを失う。」と警告した。アメリカはグアイド暫定大統領の要請で支援物資を送ったがマドゥド政権は受け入れを拒否している。トランプは「政権幹部らがベネズエラ国家を略奪している」「彼らがなに者で、盗んだ何十億ドルもの金を何処に隠しているか、我々にはわかる。」と述べた。また「残された時間は少ない」とも述べた。

アメリカ国内では深夜にアメリカ特殊部隊の隊員たちが市街地でのヘリを使用した軍事訓練が行われており、しかもベネズエラの隣国コロンビアには米軍基地が7か所あり、米軍が反米のマドゥド大統領排除の軍事介入に踏み切る可能性が高まっている。トランプ大統領が国境の壁を口実に非常事態を宣言したのは、実はベネズエラへの軍事介入を秘匿する口実にすぎず。米軍のベネズエラ介入時期が迫っていると見ておくべきである。
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