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緊迫するイスラエル・イラン情勢について!

トランプ米政権は先にシリアからの米軍の撤兵を決め、今度はアフガニスタンから米軍の撤兵を進めていることが分かった。トランプ政権のハリルザド・アフガン平和担当特別代表は1月28日、アフガニスタンの旧支配勢力であるタリバンとの交渉について、タリバンが国土を国際テロ組織アルカイダに使用させないこと等を条件に、駐留米軍がアフガンから完全撤退することで大筋合意した事を発表した。アメリカの戦線整理はどのような戦略に基づくものか、関心を持たないわけにはいかない。

中東ではシリア領内でイラン軍とイスラエルの間で交戦状態が続いている。イスラエルはシリア領内のイラン側武器庫を空爆するなどし、イラン側はゴラン高原にミサイルを撃ち込み、翌日にはイスラエルが、ダマスカス近郊のイランの軍事基地を空爆している。双方の攻撃は次第に激しさを増している。

昨年12月上旬、イスラエルのテレビ局は「ネタニヤフ政権は、サウジとの正式な国交樹立を望んでいる」と報じた。イランとの戦闘が激しさを増している中で、イランと敵対するサウジがイスラエルの潜在的同盟国になりつつある。サウジのカショギ氏暗殺にイスラエルの協力があったとの報道もある。サウジとイスラエルが歴史的和解に進むのは確実で、それは対イラン戦争が前提にあることは間違いないことである。

この地域におけるあらゆる軍事的動きがイスラエル・イラン戦争を前提に進んでいるように見える。トランプ政権は対イラン核合意を破棄し、イランへの経済制裁を行っている。トランプ政権の北朝鮮との時間稼ぎの話し合い路線も、中東での戦争を前提にしているのかもしれない。

ひそかに核開発を進めるイランへのイスラエルの攻撃は時間の問題であり、それに向けてアメリカがシリアやアフガンから戦線を整理していると見えるのである。サウジとイスラエルの同盟も戦争への布石と見ればうなずけるのである。最近イランが大規模な軍事演習を行ったのもこうした軍事情勢を反映したものである。

中東は油田地帯であり、いまも「世界の火薬庫」である。ここでのイスラエルとイランの戦争には当然アメリカも参加するであろう。シリアにはロシア軍が駐留しており、この戦争が第3次世界大戦に発展する可能性もある。米中の覇権争いもあり、中国は今もイランから原油を買っているし、戦争が起きれば当然中国はイラン支持となるであろう。ロシア軍がイスラエルとイランの戦争に参戦するのかどうかはわからないが、欧米から経済制裁を受ける以上、ロシアも参戦する可能性がある。
中東情勢から目を離せなくなった。
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