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文在寅大統領が目指す統一朝鮮は可能か?

ふつう一国の外交は、その国の経済的反映であるのだが韓国にはあてはまらない。文大統領が弁護士であるからか経済的に理解不能の政権だ。いま韓国市場から外資系金融機関が逃げ出している。韓国金融委員会は昨年6月、英ロイヤルバンク・オブ・スコットランド、スペインのビルバオ・ビスカヤ・アルヘンタリア銀行、米ゴールドマン・サックスが、韓国支店の閉鎖を認可した事を報じた。

外資系銀行が逃げ出すだけではない、いま韓国市場から競うように投資家が資金を引き揚げている。このため韓国株式市場は大暴落続けている。事態は最悪で韓国経済の破たんを覚悟しなければならないほどなのだ。信じられないことだが、文大統領は公務員を増やせば景気がよくなると考えるほどの経済音痴だ。

こうした経済的行き詰まりの中で、文大統領は南北統一路線を推し進める。今年4月の板門店の南北首脳会談で、金正恩と文在寅が署名した板門店宣言には朝鮮戦争の終結宣言が明記された。文はアメリカに、これの受け入れを促した結果、韓国政府とアメリカの亀裂は深刻なものとなった。トランプ政権と米議会の保守派は「韓国は北朝鮮の思惑どうり変わっている」「韓国政府は極端で、統一と平和を早く達成できると信じている」というもので、米韓の亀裂は深刻化した。

文在寅政権は、韓国の経済危機を中国に依存して乗り切ろうと考えた。ところがトランプ政権の対中貿易戦争で、逆に韓国経済も打撃を受けかねないありさまとなった。文在寅政権の日本の神経を逆なでする問題(1)日韓請求権協定を白紙に戻す元徴用工等の最高裁判決や慰安婦合意を覆す慰安婦財団の解体(2)海上自衛間の旭日旗掲揚自粛要請(3)国会教育委員会の超党派議員による竹島上陸等は、韓国内の反日を煽ることでさらに韓国を孤立に向かわせることとなった。

昨年、天皇皇后両陛下は埼玉県の高麗神社を参拝した。公式参拝ではないが日韓関係の好転を期待して行われたものであったが、韓国側が悪意を持って日韓の外交関係をこじらせているのだから日本側にはどうしょうもないことだ。文在寅政権は韓国内の反日を煽り、中国に接近すれば南北朝鮮の統一が実現するとでも思っているかのようだ。その結果はアメリカと日本との関係を悪化させ、韓国経済の危機を誰も助けられない諸関係を構築した。まるで文在寅政権には韓国経済の深刻さが理解できていないように見える。それとも、たかり・強請り外交しか思考が働かないのか?

アメリカと中国が朝鮮半島の分断を緩衝地帯として位置付けている中で、また北朝鮮が奴隷制社会の大王の独裁下にあり、韓国が古臭い財閥経済であるのに、その体制の違いを超えて「南北の統一」がすぐにも実現するかの幻想は「観念論者の片思い」としか言いようがない。東西ドイツの統合は冷戦の崩壊の下で実現した。南北の統合は米中の新冷戦下の中で、大国双方が支持する統合は有り得ない事を知るべきだ。文在寅政権は支離滅裂な外交で自滅の過程を進んでいるとしか言いようがない。
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