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統治の困難に直面する米・欧の戦争!

アメリカの「大量破壊兵器」を口実としたイラク侵略、「反テロ戦争」が口実のアフガニスタン侵略、「人民を守る」との口実で始まったリビア侵略、いずれも軍需産業をもうけさせるとともに資源の再配分を狙いとしたものであった。
本質が侵略である以上、カイライ政権が治安を維持するのは不可能だ。とりわけこれら三国は部族国家であり、しかも国内全域に武器がばらまかれている。
イラクではテロと宗派対立が収まらず、アフガニスタンではタリバンの力が強く、米軍と欧州の軍が撤退すればカイライ政権は倒れるであろう。
リビアではカダフィ政権が地下にもぐり、今後も力を温存する可能性がある。部族間の対立やカダフィ政権時代の高官への不満もあって「リビア国民評議会」は対立を深めている。
イラクの油田はアメリカが握り、リビアの油田はフランス・イギリス・アメリカが握ることになるであろう。リビアの石油権益を握っていたロシア・中国・ブラジルは権益を失うことになる。
昔も今も侵略は、人民の強い抵抗を受けることになる。長期化する戦争が超大国のアメリカでさえ経済的に疲弊させる。
欧米の侵略国はいずれも深刻な国家的金融危機に直面している。
被侵略国の人民の抵抗は今後も持続し、最後には抵抗勢力が勝利することは歴史が教えている。
敗北が解っていても侵略を止められないのが「帝国主義」の特徴なのだ。
重要なのは、これらの戦争が侵略国を疲弊させ、そのことが世界の戦略関係にどのような変化を生むのか、という点である。
世界の多極化は、合唱連衡の複雑な外交戦を招来し、戦略なき国家は滅びる時代なのである。
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テーマ : 中東問題 - ジャンル : 政治・経済

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