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南北合作でトランプを終戦宣言に取り込み狙う!

韓国の文在寅大統領は平壌を3日間の予定で訪問し、北朝鮮の金正恩委員長と会談し19日「平壌共同宣言」に署名した。共同記者会見で金正恩委員長は「朝鮮半島を核兵器と核の脅威の無い平和な土地にするために、積極的に努力することを確約した。」と初めて肉声で非核化に言及した。

また「平壌共同宣言」には「米側が相応の措置をとれば寧辺の核施設の永久的廃棄のような追加的措置を引き続き取っていく用意がある」と明記された。また北朝鮮がエンジン実験場とミサイル発射台を関係国の専門家らの参観のもとで永久に破棄することも盛り込まれた。

北朝鮮の金正恩委員長は、トランプ大統領の任期の終わるまでに時間をかけて段階的に見返りを得ながら核廃絶を進めることを表明している。したがって今度の南北会談は南北首脳が平和体制確立に向け努力していることをトランプ大統領に見せつけ、緊張緩和を演出することで、トランプに朝鮮戦争終結宣言を受け入れさせる狙いがある。

アメリカが、朝鮮戦争終結宣言を受け入れれば、北朝鮮は次のカードである在韓米軍の撤兵を切り札に、核廃絶のカードを切る計算であることは明らかだ。つまり今回の南北会談のカナメは「米側が相応の措置をとれば」次の段階に進めます、ということであり、南北合作でアメリカ政府に朝鮮戦争終結宣言を受け入れさせる狙いがある。つまりアメリカが非核化に向け検証可能な非核化のプログラムを求めていることに対し、韓国の文大統領は北朝鮮の段階的な「米側が相応の措置を」を取ることで共闘しているかのようである。

韓国の文在寅大統領一向には、サムスンの幹部など財界人が同行している。金正恩委員長が米朝会談でさらに非核化に進めば、どのような経済援助ができるかを提示するとが狙いと見られる。なお署名されたという、軍事分野の合意文書の内容は公表されていないので、文大統領がアメリカに先駆けて何処まで踏み込んでいるのかはわからない。

この南北首脳会談はトランプ大統領に報告され、その後2回目の米朝首脳会談が計画されるようだ。トランプ大統領が中間選挙を前に成果が欲しいという足元を読まれているので、この南北会談に乗せられる可能性が強く、南北合作の「朝鮮戦争終結宣言」への、アメリカ政府の反応が焦点となる。
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