FC2ブログ

オバマ大統領の景気刺激策の狙い!

オバマ米大統領は8日に雇用創出策と景気刺激策について演説した。その内容は今後3年で4470億ドル(約35兆円)を投じ給与税の減税と道路補修などの公共事業を行うのが特徴だ。
米議会上院の過半数を握る共和党は現在大幅な歳出削減に取り組んでおり、反対するのは確実だ。
オバマにすれば雇用問題での国民の不満をどうかわすかが問題で、議会(共和党)が反対しているから雇用が拡大しないと国民に見せかける事が狙いなのだ。来年は大統領選の年であり、アメリカ国民がオバマに失望している現状ではオバマは雇用問題に取り組んでいることを見せつける必要がある。
現在のアメリカは約1000億ドルの公共事業で雇用問題が解決するわけがない。アメリカ経済の衰退は100兆円を超える戦費の「反テロ戦争」を続けている事が疲弊の原因なので有り、アメリカは「息継ぎの和平」を必要としている。
しかしこの戦略転換は、アメリカの一極支配の崩壊を意味するので、なかなか踏み込めないのである。
とりわけオバマは、アルカイダの指導者オサマ・ビンラデンを殺した成果を見せつけるには、反テロ戦争を否定できないのである。
このままアメリカが「反テロ戦争」を続けるなら、シリアからイランへの侵略を続けるほかない。イスラム原理主義とのアメリカの戦争は終わりなき消耗の道なので有り、戦争を継続することは財政上からも不可能になりつつある。
来年のアメリカ大統領選はこの「反テロ戦争」の評価と、「息継の和平」への転換をめぐるものとなるであろう。
オバマの今回の演説はいわば大統領選をにらんで誰が雇用問題の解決を妨害しているかを浮き彫りにし、責任を転嫁する狙いがある。
オバマの再選戦略はまだ全貌が明らかとなっていない。今後のオバマの再選戦略に注目したい。
スポンサーサイト



テーマ : 政治・時事問題 - ジャンル : 政治・経済

コメント

コメントの投稿

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

SEO対策:政治