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トランプの孤立主義が勢力圏作りを加速か?

世界の動きをみると、トランプのアメリカが孤立主義を強めている中で、中国が南シナ海の軍事的拠点化を進めるとともに、チベットに新たに3つの空港建設を始めた。これはインドの西部と東部を睨んだ軍事拠点と見てよい。中国は新疆ウイグル自冶区のタジキスタン側に壁を作る動きもある。イスラム過激派のウイグルへの浸透を警戒しているのである。また中国はアフリカへの野心を隠そうともしていない。

またロシアがキルギスやタジキスタンの中国側国境に軍事基地を建設しているのは中国の「一帯一路」で中央アジアを勢力圏に取られるのを警戒しているのである。ロシアはクリミア半島に橋をかけてウクライナを睨み、また中東への進出拠点化している。

欧州は東欧圏の組み込みに力を入れているが、ロシアに対する北大西洋条約軍の新しい防衛線をバルト3国を見捨てて、ポーランドまで引く新戦略が検討されている。つまりアメリカの孤立主義が独裁国家の中国とロシアの軍事的膨張を促している事を見ておかねばならない。

アジアでは北朝鮮の非核化の米朝協議で北東アジアが流動化している。またインドネシアはロシアに接近している。インドネシアはロシアから最新鋭の多目的戦闘機SUー35を11機購入を決め、また戦略爆撃機TUー95爆撃機の着陸を受け入れるなどロシアとの軍事協力に力を入れている。

いま世界の趨勢は民主主義国側が劣勢で、ロシア・中国・イラン等が攻勢に出ている。アメリカの孤立主義がロシア・中国の軍事的拡張主義を促しているように見える。トランプの孤立主義は「強いアメリカ」を作るどころか、アメリカを弱体化するのは確実で、世界は独裁国家が幅を利かす趨勢を強めており、いずれ民主主義国との覇権争いを招くであろう。

日本は防衛力を強化して、対米自立を目指し、こうした覇権争いに巻き込まれないようにしなければならない。
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